昨夕から、ネットニュースで賑わっている

山下達郎さん。

 

夢野旅人さんが、サンソンでの達郎さんの発言を

文字起こしして下さっていたので

読ませていただいたのですが

 

どうして、ネットニュースのコメント欄が

これほど荒れるのか、私にはわからない。

 

「忖度したとか」、「庇った」とか

「ファンやめます」とか、「CD聴きません」とか

「コンサートのチケット当選してるけど、転売したい」

とかもあって、

「ジャニーズ事務所への忠誠心を公然と表明した」とかさ…

 

いや、言葉を受ける側ってほんと様々。

 

 

で、達郎さんの声で聴いてみるべく

Radikoタイムフリーで、で9日のサンソン、

聴きました。

 

 

やっぱりわからなかった。

あれほどコメント欄が荒れる理由が。

 

 

そもそも、松尾潔氏がツイッターで

達郎さんの名前を出したことに起因してるんですよね?

(探してきました)

「15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。

私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。 

私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です。 

今までのサポートに感謝します。バイバイ!」

 

契約解除について、達郎さん側。

弁護士同士の合意文書も存在しております。」

「事務所の社長の判断に委ねる形で行われました。」

「松尾氏と私は、直接何も話をしておりませんし、

 私が社長に対して、契約の終了を促したこともありません。

 そもそも彼とは、長い間会っておりません。

「今回、松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して、

 憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因となったことは認めますけれど、

 理由は決してそれだけではありません。

「他にもいろいろあるんですけど、今日、この場で触れることは差し控えたいと思います。」

と、言われています。

 

 

ジャニーさんと達郎さんは、仕事上の付き合いであって

ジャニーさんが亡くなってから露出した、性被害の件について

達郎さんは、知るすべもない。

知るすべもないことを、口を挟む方がおかしい。

 

「性加害が、本当にあったとすれば、

それはもちろん許しがたいことであり、

被害者の方々の苦しみを思えば

第三者委員会等での事実関係の調査というのは必須であると考えます。」

とも、語っている。

 

 

達郎さんの話は、至極マトモだと思うんだけれども。

 

 

松尾潔氏が、ツイッターではなく

直接、達郎さんと連絡を取り合えば良かったのに。

 

SNSって、一瞬にして世界中に発信されるし

まして影響力が大きい人が、相手の名前を出してしまうと

その意図さえ正確に把握しないまま

言葉の暴力が一斉に返ってくることとなる。

短い文面では、伝わらないことが多い。

発信を受けた側も、100人100様だし

なんなら悪意を持って、書き込む人もいる。

 

晒された方はどうだろうか?

 

達郎さんが、

「私はツイッター、フェイスブック、インスタグラムといったものを

 一切やっておりませんので、ネットで発信することができません。

 そのため、私の唯一の発信基地である、この『サンデー・ソングブック』にて、

 私のお話を皆さんにお聞きいただこうと思います。」

 

こう仰ることは、とても真摯で誠実であると思います。

 

 

最後の一文に、文句をつけている人もいましたが

 

「このような私の姿勢をですね、忖度
 あるいは、長いものに巻かれている、と
 そのように解釈されるのであれば
 それでも構いません。

 きっとそういう方々には
 私の音楽は不要でしょう。」

 

 

私は、この達郎さん節、嫌いじゃないです。

初めてライブに行ったときには、

ちょっとびっくりしましたけどね。

 

 

達郎さんは、根っから音楽が好きで

いい音楽を作ろう、いい音を出そう

そのことしか考えていない、

そのことだけを考えて、

生きてきた人なんだと思います。

 

私は、達郎さんの音楽が好きで

かと言って、全て盲目的にってことはないですが

達郎さんの生き方を尊敬しています。