公園の桜…ソメイヨシノ

ここで、お外ヨガをしました。

 

『ミステリと言う勿れ』10話で

ライカともう会えなくなってしまった整くんが

桜を見ながら言ったセリフ。

 

ぼくは常々思っているんですが
日本のソメイヨシノって
全て1本の木から始まっていて
挿し木や接ぎ木をして増やして
全国に広がっていったんです
つまり、全てクローンなんですよね
ということは、ぼくが昔よく見ていた桜も

今見てるこの桜も
同じ遺伝子を持ってるってことで
時間も場所も超えて
同じものを見てるのが
なんか…不思議だなぁって

 

 

 

私、【大愚道場】って、有料のニコ生配信を聴いてるのですが

そこで、大愚和尚さまも仰ってた。

 

ソメイヨシノは、江戸時代末期に染井村で職人さんたちが作った桜で

江戸彼岸桜と大島桜を掛け合わせたもので

限られた数の原木からできたクローンなんだって。
しかも寿命が大体60年と言われていて
全国に植わっているソメイヨシノは

老木になり、感染症になり、弱っていく。
全国で一斉に枯れていく時期に入る…って。

でも、できるだけ長く残そうというところもあったり
他の種類に変えていこうとするところもあって。

 

大愚和尚さまが住職を務める福厳寺の桜並木も

大風が吹くと、枝が落ちて、危険な状態なので

今年~来年にかけて、伐採していくとか。

その代わりには、舞姫という桜を植樹するらしい。

 

70年もの間、人々に癒しを与え、温もりを与えてきた桜。

お弟子さんたちと一緒に、その桜の枝を切って

最後のひと花を咲かせてやって欲しい…

そんな想いから、桜プロジェクトと名付けて

希望する人に、切り取った枝をプレゼントする

企画がありました。

 

私も応募したかったけど、希望者があまりに多くて

残念でしたけど…。

 

日本人の桜に対する想い…

ソメイヨシノが老木になって、

日本から消えてしまう日が来るかもということ。

 

美しく咲き誇ったかと思えば

潔く散っていく…。

昔からの日本人の死生観に重ねてしまうんでしょうね。

 

 

公園の桜も、今日は桜吹雪が舞っていました。