7月18日(日)

次男が帰ってくるというから

 

母が次男に

「食べたいものある?」と聞くと

 

「焼肉!」と即座に返信があったらしく

 

我が家に、父と母を呼んで

 焼肉をしました。

 

100g758円と100g798円という

高級肉を1kgほど奮発して

(奮発してくれたのは母だけれど)

 

母のリクエストで

「(次男に)スイカを食べさせてやって」と言われ

スイカも、ちょっとお高めをチョイスして。

 

おまけに、美味しいと評判のケーキ屋さんで

ケーキも奮発してきた。

 

(母が全て支払ってくれたけど)

 

父とは絶縁状態だったけれども

ラフが亡くなって

もしかすると一番落ち込んでいるのは

父かもしれない…

と思うと、可哀想になったので誘ってやりました。

 

 

テーブルを囲みながら

話題はやはりラフのこと。

 

次男…

6月8日に、ラフに会いに来てました。

 

父は、

ラフが亡くなる前日の夕方

いつものようにお散歩に行って

ちゃんとウンチもおしっこもして

 

いつものように、20時には2階に上がって

ラフ、寝て

 

夜中12時

ラフが、母を起こして、おしっこに行くって

土砂降りの雨の中、カッパを着せて

母は傘を持っていたものだから

自分でちゃんと電柱のところまで歩いて

ちゃんと家に歩いて帰ってきて

また、すやすやと眠った。

 

朝6時、まだラフが起きないから

母は、1階に降りて、朝ごはんを食べてたら

7時にラフの、いつもと違う鳴き声

 

2階に上がったら、ラフ、

絶対に家の中ではおしっこをしなかったのに…

 

 

それから4時間半でお空に逝っちゃった。

 

最期の最期まで

本当に立派だったよって

 

 

私は7月2日、

前々からお休みをもらっていたから

ちゃんとラフを見送ることができた。

 

7月3日は仕事に行って

7月4日は日曜日だったから

母と一緒に、ずーっとラフがお世話になってた

動物病院の先生に報告とお礼を言いに行って

 

そのあと、ラフが長い間お世話になった

トリミングのお店のお姉さんたちにも

お礼を言いに行った。

ラフ、ここでいつも、トリミングの他に、

マイクロバブルバスに入れてもらって

歯のクリーニングもしてもらってた。

いつも「いい子ですよ」って言ってもらってた。

 

亡くなる1週間前の、6月23日(水)

ラフ、少し食欲が出てきて、元気になってたので

母がトリミングに連れて行くと言ってて

 

予約が取れたのが遅い時間で

お迎えは、6時半って聞いてたから

「仕事が終わったら、私が迎えに行くよ」って

言ったら、母も一緒に行くって。

 

私と母、2人でお迎えに行った。

トリマーのお姉さんも

「ラフちゃん、いつも通りでしたよ」って。

母は、わんこの健康を気遣ってくれるこのお店で、

ラフの大好きなチーズのおやつと

レバーのおやつを買って

お姉さんにお礼を言って

来月の予約を入れて…。

 

ラフが大好きだった、2人のお姉さん

報告に行くと

目にいっぱい涙をためてくれてました。

 

ラフ、ほんとにお世話になった人たちに

ちゃんと最期に会って、ちゃんとご挨拶してたんだね。

 

 

ラフのために、毎日手作りご飯を作って

ラフを精一杯可愛がってくれた母は

しばらく仕事を休むって言ってたけど

 

「仕事ができない言い訳にラフちゃんを使うと

 ラフに怒られる」と言って

7月4日から、また仕事を始めました。

 

母は、いつもラフがいたカウンターの上に

ラフの写真とお花を飾って

「いつもここからラフちゃんが見ててくれるから」

「ラフちゃんに精一杯のことをしてあげたと思ってるから

 後悔はしてないよ」って、話しています。

 

 

15年前に我が家に来てくれたラフ

 

一番私が疲れていたときで

反抗期、思春期真っただ中の息子2人を抱えて

毎日カリカリしてて、病気は悪くなる一方で、

 

小さな子犬に、ただただ癒されたいと思った。

 

家族に笑いが欲しいと思った。

だから、ラフ(笑い)と名付けた。

 

ほんとうに、そのとおりに

あなたがそこにいるだけで

優しい気持ちになれたんだ。

 

家族みんなが。

 

ありがとうね。ラフ。

また、いつか虹の橋で会えることを信じて。

 

 

 

ラフの服は、いつも母の手作りでした。

 

 

ミスタードーナツの福袋に入ってるブランケットも

毎年お洋服になってました。

 

これが最後のお洋服になるのかな。

(オーガンジーの生地で縫ってもらいました)

 

 

今週のお花も綺麗だったね、ラフ。