昨年10月、ある人と大愚和尚の話をしていて
「阿闍梨って知ってる?」って聞かれた。
知らなかった私は、家に帰って「阿闍梨」のこと
せっせと調べた。
比叡山延暦寺の千日回峰行を2度満行された
酒井雄哉大阿闍梨
まずは本を読みました。
すごい行を成し遂げた人なのに
とても穏やかで優しくて、温かいお人柄に感動する。
YouTubeに動画がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=whDOU23Oxeg
比叡山をひたすら歩く姿。
本を読むだけではわからなかった。
これは歩く速度じゃない。
速い!速すぎる!
DVDが図書館にあると知って、借りてきました。
(1979年1月5日 NHK総合テレビにて放送)
千日回峰行とは
比叡山中を1000日間、回峰巡拝することで知られる天台宗独特の修行法。
満行には約七年間かかる。
初年から三年は、約260ヶ所で巡拝しながら、一日30~40キロの道程を毎年100日歩く。
四~五年目は毎年200日、計700日の回峰をする。
700日の回峰を終えると、不動堂に九日間こもり、
断食、断水、不眠、不臥で不動明王の真言を十万回唱える「堂入り」という行が課せられる。
六年目は一日60キロに。最終年の前半100日は山中と京都市中85キロ
後半100日は、山中30~40キロを歩く。
七年間で歩く行程は述べ約四万キロ、地球一周分に相当する。