図書館で、本を借りてきました。



to enjoy life…


ひとりで、ひとつの島全部である人はいない。

だれもが、大陸のひとかけ。全体の部分をなす。

土くれひとつでも海に流されたなら、ヨーロッパは、それだけ小さくなる。

岬が流されたり、自分や友達の土地が流されたと同じように。

わたしも人類の一部であれば、だれが死んでも、わが身が、そがれたのと同じ。

だから、弔いの鐘は、だれのために鳴っているのかと、たずねに行かせることはない。

鐘は、あなたのために鳴っているのだ。


         ジョン・ダン 「危機に瀕しての祈り」




まわりが騒がしく、せわしくても、おだやかに行動し

静けさがどのように心休まるものかに思いをはせよ。

可能なかぎり、しかしへつらうことなく、すべての人と、よい関係を築け。

自分をいつわらず、静かに真実を語り、人の話も、耳を傾けて聞こう。

無学、無知の者の話も。彼らにも、言いたいことがあるのだから。


どんなにつまらなく見える仕事も、大切にしよう。

どれも、人生を築く、貴重な財産なのだ。

仕事上の油断は禁物。世の中は、落とし穴だらけだ。

かといって、世の中の善を見落としてはいけない。

高い理想に向かって邁進している人は、たくさんいる。

勇気ある行為は、あらゆる場所に満ち溢れている。


自分の心に正直であれ。特に、愛するふりをしてはいけない。

愛に対して懐疑的になってもいけない。

無味乾燥で現実主義の世の中にあっても

愛は雑草のように生き続けるものだから。


年齢による分別を快く受け入れよう。

若さにしがみつくことなく、しなやかに手放そう。

突然の不運に立ち向かえるよう、精神をきたえよ。

しかし、暗い想像で、打ち沈んではいけない。

不安の多くは、疲れと孤独から生まれる。

自分を律するのはいいが、それ以上に自分に優しくせよ。


           マックス・アーマン 「デシデラータ」から抜粋





ターシャの冷蔵庫のドアに貼ってある、ターシャの好きな詩。

 「1920年代に書かれたものだけど、今でもよい手本になるわ」




古いものを大切に使うターシャの暮らし

ひとつひとつのものを、愛しむように。

今の私のあこがれであり、お手本。



この本の中に 息子さんに作ってあげたシャツの写真があります。

 亜麻を育て、亜麻の繊維をつむいで麻糸を作り、

 それで麻布を織って作ったのです。

 よく着てくれたけど、小さくなってしまって

 もう着ないというので、わたしのタンスにしまってあるの。




断舎利もいいけど

大切なもの、思い出の詰まったものは

大事に大事に残しておくことも、自然なこと。



 私は…。 必要のなくなったものは

        すぐに捨てちゃう方でした。

        だけど、今は

        本当に、必要なもの・大事にしたいと思えるもの  

        それだけを大事に家に持って帰ろうと思っています。



そして、いつまでも大切にするの。。




今日は、次男の誕生日。

 映画「風立ちぬ」のチケットを、手紙を添えて送りました。


 着いたかなぁ?