少し前、押入れの中を整理していたら
段ボール箱の中に、アルバム
それと一緒に出てきたのは、
懐かしい 「サイン帳」
「サイン帳」って今もあるのかな？
卒業間近になると、友達や先生に ノートを渡して
サインしてもらうもの。
サインと一緒に、こんな事があったね。とか
私は、将来こうなるよ！って夢や
貴女は、きっとこんな風になってるんじゃないかな？ って
想像やらを、
みんな好き勝手に、書き込んでくれた。
女の子たちは、それぞれに可愛らしいイラストなんかを
描いたりね…。
そのサイン帳を開いたら
私が描いた イラストが…。
その頃,、私が読んでいた少女漫画
大好きだった漫画家さんの、
ストーリーに登場した、女の子
これは、私が中学3年生。
何枚も何枚も、書き写しては
透明の下敷きに挟んだりね…。
私の懐かしさは、それからぐんぐん広がり
その私が描いたイラストは、どの主人公だっただろう？
と、昔々、もう35年も前の少女漫画を探し始めた。
そして、手に入れた（笑）
私の探していた主人公は… 誰でしょう！？
「あなたに…」の 函崎詩史（かんざきしふみ）さんでした。
私がサイン帳に描いていたのは、この場面
たとえば
あなたを
みつけるのが
―
ひざしのあかるい 春の昼下がりで
葉ざかりの桜が
風にゆれる
かすかなさざめきに
満ちていたりしたら
わたしはきっと 泣いてしまうでしょう
鮮やかに蘇ってくる
私のちょっぴり恥ずかしい、10代の思い出。
しばらく、この中に浸るかも…。 ←現実逃避