少し前の話だけど、今年も仕込みました自家製醤油。
醤油作りはまず、小麦を炒るところからはじまります。
ぷっくり膨らむのが目安。
毎年この麦炒りが時間がかかってネックだったのですが、今年は鍋が大きかったので仕事がはかどりました。
火加減がちと難しかったけど、これからこの作業は大鍋のものですね。
そして、味噌よりは少し硬めに煮た大豆をしっかり湯切りして、そのまま麹を作るのに適した温度を待って菌つけです。
そこから丁寧な温度管理をしながら3日かけて醤油麹は出来上がります。
この辺りは完全に嫁さんの仕事、興味のある方はまた嫁さんに聞いてください^_^
醤油麹は室で作る米麹とは違い、二階の部屋で広げたり毛布をかけたりしたながら品温を管理して作ってます。
なので、醤油麹作りはいつも少し暖かくなった頃にやってます。
完成した醤油麹は、塩きりといって塩を混ぜ込むことによって発酵が止まります。
そこに水を入れて醤油の仕込み、完成です。
この度の仕込みは 大豆7kg 麦7kg 塩6.7kg 水14kg だそうです。
これで、我が家の一年分の醤油の自給がまかなえます。
ありがたいことです。
今後の管理としては、毎日かき回すやり方もあるけど、我が家はたまに下にたまった塩分を上に持ってくるつもりの天地返しを行います。
たまにね。
醤油は大豆と麦をちゃんと作って麹になるまでは手間がかかる感覚ですが、その後は忘れた頃にちょいと手を入れてやることで美味しい自家製醤油の完成となります。
醤油麹を仕込んでる頃から山菜採りの季節でもあり、我が家は百姓だからこそ、種を蒔かなくても収穫できる狩猟採集は最高のエンターテイメントであったりします。
そんな狩猟採集好きの大人のテンションが分かるのか、子供たちもむちゃくちゃ山菜採り大好きでして。
いや、最近では子供の方が獲り頃だからどーしても今日、山菜採りに出かけようと言いだしたら聞きません。
まぁ、僕が獲り頃を気にしなくもタイミングを教えてくれて、切り落とした山菜を猟犬のように拾い集めてくれるので助かってます。
醤油麹作る前の時期のころ。
以前、山梨のわたなべさんにタラノメをずっと食べ続ける剪定方法を教えてもらいまして。
そろそろ、タラノメも次の芽が食べれるころなので、猟犬たちにパトロールに行ってもらわなければです。
先日は、遊びに来てくれてた友達と一緒に、採り時期が一年のうちわずか1週間ほどのコシアブラの最後の採取に。
どうやらウチの子だけじゃなくて、子供はみんな山菜採り大好きみたいでした(笑)
使い回しの写真だけど、コレがコシアブラですね。
山菜採りの後に、大漁旗を掲げての記念撮影でた。
ちなみにコシアブラの時季はこんな季節感(笑)
4月はホントに素敵な時季ですね。