北海道、山田農場とチーズの紹介。 | ~豚飼いと天ぷらカーと子育て~ 桜の山農場のブログ

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地域循環による豚飼い、無農薬有機農法による米作り、可能なエネルギーの自給、、を模索する日々のブログです。
生活の中で思い感じたこと、作ったものや息子の成長記録などを刻んでいけたらと思います。


サンデーモーニングという番組の締め、風を読むというコーナーの動画です。
自民党のこれまでの選挙のやり方は、耳障りの良いことを演説して議席を取り、いざ国会がはじまったら秘密保護法や戦争法案とも呼ばれた安保法制など、選挙で説明してないのに支持を得たと言って数の力でゴリゴリ押し通してきました。


自民党はそれで良いのか。 国民はそのやり方を許すのか。そこも、問われる今回の選挙です。
自民公明が2/3以上取ったら、本当に憲法が変えられてしまいます。選挙演説では言わないだろうけど、政策には最後の方に書いてあるそうです。

今回の選挙は、日本に戦争させない為の戦いであり、憲法改悪させない戦いです。
想いを同じくする人が繋がり、大きな力になることが求められています。
チャンスがあれば周りの人に意思表示して想いを伝えていきましょう。



~・~・~・今回のブログです。~・~・




僕が22~23歳頃かな、北海道の新得共働学舎という障害やハンデを持った人たちと我々のような健常者とのコミニティーで半年ほどお世話になっていました。

新得共働学舎は建物と空間が素敵で、代表が頭が良くて色んな面白い話してくれたし、後に僕が師と仰ぐ なんでもすごい高いレベルで作ってしまう大工さんがいたり、毎朝天然酵母のパンと搾りたての牛乳とここで作ってるチーズをガツガツ食べれたりと、それはそれは濃い時間と学び多き素晴らしい日々だったのですが。



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僕がお世話になってた当時のチーズ工房の若き工場長のケイスケさんと、同じく僕がいた時に途中から僕らと一緒のような研修のような格好で学舎に入ってきてたアユミさんの2人が結婚したのち、移住して未開の地を開墾して作った農場のチーズが届きました。




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学舎での生活は高校3年間に匹敵するほど濃く楽しい時間でしたが、中でも愛真高校のケイスケくんと、独立学園のナルミツクンと愛農の僕が同じ空間にいたってのが不思議だし、同年代3人で将来の明確な夢を語りながら飲んだ酒は最高でした。


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その時、語った夢が形となり、いま広島の我が家に届いたのです。



やー、  、  、


こんな嬉しい事ってないですね^_^



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同封されてた雑誌には、2人が作った農場の様子と写真が記されてます。


本当に頑張っちゃったんだなーと尊敬とまた感動。


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雑木を開拓して牧草地を作り、チーズ工房や家を手作りするとこからやっちゃうなんて、嘘みたいに半端ないけど。

やってきたこともスゴイし、暮らし方もそうだし、チーズの作り方、その哲学も本当に素晴らしいのです。


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餌は放牧地や牧草地で賄えるだけのヤギを飼い、毎日手絞り! で乳を絞り、その生乳を、使ってチーズを作るんだそうです。

輸入がストップしても日本の経済かひっくり返っても、ここでは変わらぬ同じ日常が流れ、いつもと同じようにチーズが作られるのでしょう。
まさに、持続可能!


そして、チーズは乳酸菌を添加せず、自然にそこらにいる乳酸菌をつかまえてチーズを作るんだそうです。
お酒作りの生酛の考え方に似ていますね。
市販の乳酸菌を入れたらまー、間違いないような進み方や、安定した味のものはできるかもしれんが、それじゃウチのチーズとは言えない。
こないだ電話した時に、そんな事を言われてたと記憶してます。

山田農場のブログを見ると、なんと発酵熟成の過程で冷蔵庫とか使わないんだって⁉︎

そこまでこだわりますか!
自家用ならやろうかと思うけど、発酵熟成まで自然に寄り添ったモノを販売して暮らしてるって、、、言葉になりませんね。(値段付けれないくらい貴重なチーズだと、僕は思います。)

ぜひ山田農場のブログ、覗いてみてください。







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そして、なんと言ってもここですよ。


『戦争はしません。 食べ物を作ります。』


同じ方向を向いて暮らし、食べ物を作り、生きてる仲間がおるという事は、とても幸せなことでした。


ケースケさん、アユミさん、とっても幸せな味でした。
ごちそうさまでした‼︎