この度天ぷらカーにすることを選んだ猛者は、屋久島でガイドをしながら自給的な生活を実践してて、写真家としてもブイブイいわしてる俊三氏。
ガイドでお客さんを乗せて走るのに使ってたワンボックスが潰れたから、満を持して天ぷらカーへの仕様変更を含めたハイエースへの乗り換えを決めたとか。
北海道で超優良ハイエースを購入して、そこから様々な山に登ったり人と会いながら南下してきて、広島にて天ぷらカーになり、屋久島へ帰るという冒険家らしいぶっ飛んだスケジュールで我が家にやってきました。
この度はオーナーのリクエストに応え、ワシのやりたい放題のドリームシステム組むことに(笑)
なので、ちゃん山式大型タンク、燃料メーター設置、やまの式熱交換器、6portのコンボで組みます。
まずは、やまの式熱交換器の製作。
オーナー自ら創り出すという過程が、これから乗り続けていくにあたりとても大事です。
同時進行でタンクの製作。
我が家の初代ボンゴに付けてたステンレス灯油タンクを使ってもらうことに。
タンクの製作はちゃん山に依頼。
この灯油タンクを横にして使用するという発想は素晴らしいです。
これから天ぷらカーやる人にとって、灯油タンクも使用できるということはとても大きな選択肢となるのではないでしょうか。
熱交換器製作中。
ヒーターホースに銅管を通して、リングジョイントで締め付けて水終いするという、おなじみやまの式のシステム。
灯油タンクは天ぷら油の残量が分かりづらいので、この度は最初から燃料メーターも設置します。
この辺りの細かい仕事を丁寧に仕上げてくれるタンク職人。
燃料メーターのセンダーユニットの5穴は、設置方向がズレないように不均等に並んでます。
俊三氏の奥さんのあゆみさんは屋久島で森のようちえんを実践しておられます。
ので、せっかくなら屋久島での森のようちえんの様子や色々教えてもらおうと本日の『まんまる』はウチの山で。
オヤジ達は車いじりと対象的で、なんだか平和な時間を感じました(笑)
燃料メーターの設置と6portの配線、スイッチの取り付けの為にフロント周りはがして細かい配線作業を行ってくれたカイくん。
燃料メーターの配線です。左から
S→センサー ここから燃料タンクのセンダーへ繋ぐ。
G→グランド アースね。
I→イグニッションかな。 ACCで12vが来る線から分岐して持って来ます。
タンク製作に使用した接着剤。
アストロプロダクツで購入したそう。
燃料メーターの位置。