先週、我が家に新しい命がやってきました。
5人目は娘が誕生しました!
とご報告したところ、沢山のお祝いメッセージをいただきました。
せっかく頂いたお祝いの言葉に、キチンとお返事返しきれておらん状況を、申し訳無く思ってます。
この場であらためて。
みなさんに祝福していただき、幸せな産後を過ごしております、どうもありがとうございますm(_ _)m
さて、この度 念願かない5人目にしてついに自宅出産となりました。
今回、心から幸せなお産だったなと思える出産となったのは、導いてくださったつぼみ助産院桑原先生と繋がれたからです。
なかなかに文章というか言葉では伝えにくいですが、嫁さんの満たされた気持ち、、嫁さん自身が自分の身体と赤ちゃんのためにしっかり向き合えた事への充実感と幸福感や、桑原先生の産前産後の手厚いケア、心遣い等、全て含めてホントに梨恵さんは満たされて幸せそうでした。
その隣にいた自分も、恥ずかしながら(笑)
満たされて幸せそうな嫁さんを見ながら、ああ、良いお産ってこういう事なのかと、なんとも言えない充実感を感じる事となりました。
身近な人の幸せな気持ちって、近くにいる人に繋がって伝わってくんだなとすごく実感できた出来事ですし、子供を産み、育ててく事が人生の大きな目的であり、生きてく喜びなんだなと再確認できるお産となりました。
簡単に、嫁さんの言葉を残していこうと思います。
まずは、桑原先生の産前のケアがとっても大きな助けとなりました。
やはり、上が7歳からキッチリ2歳間隔で繋がって四人の子供の面倒みるのは、正直なかなかにハードです。
大きなお腹を抱えながら、毎日生きてくだけで相当消耗されておりました(笑)
(そこにつけて、ワシがイベントをバンバン入れてしまったから、まー大変>_<)
メンタル的にも肉体的にも相当に疲労困憊してた嫁さんですが、自宅での妊婦検診の度に、身体をケアして整えてくださって、ホントに検診の度に生き返ってました。
改めていま嫁さんと話しても、今回勢いあまってプライベート出産に挑んでいたら、きっと身体も準備もボロボロだっただろうねって。
友達には、完全に家族だけでのプライベート出産されてる人達も沢山おるけど、我が家にとってはこの産前産後のケアがホントにありがたかったですし、我々だけではとても五体満足に出産までたどり着けなかったのではと思ってます。
(まぁ、これは支える男性側次第ではないかと。ワシは、女性の視点に立った細かい心遣いやケアができないタチなので>_<)
恥ずかしながら、プライベート出産が一番凄くて、2番目が助産師さんにお世話にって、3番目が病院、、と、変な格付けを頭の中でしてました。
当たり前だけど、お産に順位なんかなくて、お母さんが一番安心して納得して出産を迎えれる形が、、産前産後のお母さんの心と身体の安定と充実こそが大事なのだなと思いました。
そして、出産。
ここからは完全に嫁さんの話なんですが。
まずに、(たぶん病院と比べて?)嫌な事がなかった。
それは、出産時に付けられる計器や点滴の為の色々や、分娩台のことを言ってると思います。
あ、あと陣痛が始まってから、いつのタイミングで病院に行こうかと考えなくてもよいってのもナイスと言ってました。
(我が家は子数が多いので、特に夜中の移動は大変だし、移動した後もその後の食事やトイレ、退屈しないように、、など色々考えなきゃいけんのです。)
いざ、陣痛がきていよいよ出産間近となった時も。
ケータイは、陣痛の間隔をメモするのに使ってたみたい。
だいたい一晩、こんな様子で陣痛をやり過ごしてたそうで、早朝5時、もーボチボチかもよと ワタクシにお産の準備に取り掛かってもらうべく声がかかりました。
そこから出産までは5時間ないくらい。準備と子供のご飯とかしてたらあっという間の9時45分に赤ちゃん出てくる。
そして嫁さん談。
自宅だとお風呂に入れた。 (お風呂に入ると、痛みが和らぐ? お産が進むとの話だったと記憶してます。 はい、アヤフヤでスミマセンm(_ _)m)
この度は、朝方お風呂を焚いて子供にご飯を食べさせ、嫁さんに風呂に入ってもらい、豚の餌をやってから帰ってきたらワシサポートのもと風呂から出ようと話してました。
その後、ワシも風呂に入って綺麗にしてからお産に臨もうかとの予定でしたが?
しかし、餌やりから帰ってきたら、風呂から出てて布団をひいた部屋で難しい顔してます。
ざ、風呂上がり。
『ちょっと、、急いだ方が良いかもよ。。』
嫁さんはねー、大体いつでも冷静で的確にダンナにも指示出してくれますてきました。
まー今回もボチボチって感じでしょうって最初は思ったけど、風呂入ろうとしながらどうやら事態はだいぶ緊迫してきてることに気づきました。
慌てて作業着脱いで駆けつけると(風呂は入れませんでした!)、そのまま一気に出産に。
えー、未だかつてないこのアッと言う間感。
出産ったこんなんだっけ?
と言うのがその時の感想です。
当時を振り返ってもらうと、弱い陣痛はただ痛いだけで進まないし痛いし損だから嫌。
(4番目が、病院に行ってからそうだったらしくて、出産に痛い、進まない、嫌なイメージがあったそう。)
しっかり間隔あけて強い陣痛がくるとヨシって思うし、嫌じゃないし、今回はすごく良い陣痛がきた。家だからかな? 痛くても痛くない。
気持ちが嫌じゃないと、全部か嫌じゃない。
と、申しておりました。
その後、四つん這いになって何度か大きな声が出て(病院で産んだ時には、大きな声は一切ありませんでした。)アッと言う間に赤ちゃん誕生となりました。
その後は少しはしょるけど。
産んでからはずっと布団で寝たきり。
食事も排泄も暗い部屋で寝たきり。
そうやって、自分の身体と向き合えて、自分の身体を大事にできる時間がとても幸せだったそうです。
(このやり方は『野口整体』でググってください。骨盤が整うまでは寝てるという産後の考え方です。)
この間の、愛おしい赤ちゃんと身体を労われる今と赤ちゃんを愛おしむ嫁さんの姿に、ワシはやられました。
あー 満足した、満たされたお産ってこういうことなのねと。
両脇の体温が揃ったタイミングで身を起こし、正座からスタートしては寝て、ゆっくり起き上がりトイレまで行けるようになり、我が家の厳戒態勢は緩みました。
農作業はままならないけど、ほぼ通常営業。
嫁さんはひとり、自分を健康に産んでくれた両親への感謝と、今回のお産にあたっての一人づつに対する感謝の言葉を、暗闇の中で呟いてました。
ほんと、良いお産に恵まれたなと、僕も感謝の気持ちが溢れたのでした。
以上が、今回のお産の記録です。 あとで自分達でみて、懐かしく思えればと記しました。
自宅での出産を検討されてる夫婦の参考にもなればと思います。
あ、あと赤ちゃんの胎便の量が、上の子らとの比じゃなかったです。
モノの本によれば本来は、産まれてすぐは最大3日くらい? 何も口にしなくても赤ちゃんは良いとか。
それは極端な話とは思いますが、産まれてすぐK2シロップや人工乳や、まーもちろんよく出る人は母乳もなのでしょうか?
身体に入ってくると吸収しようとするそうで、排出すべき胎便が吸収されちゃってちゃんと出ないんだとか、書いてありました。
ホントかな?
でも、今までで見たことないくらい何度も沢山胎便が出ました。
なんか、人間の身体って面白いなーと思いつつ、色々あったけど一言で締めるなら、ホントにお産は神秘体験なんだなと実感できた次第です。
そして、お母さんが納得いくお産が、良いお産なんだなと5人目にして気づきました。
以上、まだまだ書き足りないけれど、この度のお産の記録でした。