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久し振りのMCの仕事でした。
3日間のまつりの総合司会。台風の影響で有無が懸念されたけど
太平洋側にそれてくれたお陰で、時々雨降りの中で決行。

今回の仕事は新潟中越大震災のほぼ震源地。
魚沼産コシヒカリの産地、正に魚沼市でのまつり。
スローガンは「めざせ震災復興!!がんばろう魚沼!!」
4月に合併したばかりの市でもあるので、市担当者はもちろん
イベント屋も音響、そしてさくらも始めての仕事。みんなが手探りでした。

合併以前も町という単位でこのまつりは開催されて来たらしいけど
芸人や司会者を入れたのははじめてらしい。
市の方々やお客さんはさくらの声にダイレクトで反応してくれたし
流石だね!!なんて言ってくれる人もいたけどそれはあくまでも素人さんと比較した時の話。
正直、さくらの出来は今ひとつ。最後まで波を捕まえきれなかった感が大きい。
波に乗り切れなかったのには、運営上の問題も沢山あるんだけど
プロの司会者としてお手当てをもらっているわけで。それは理由にはならないわけで。
常に最高の状態でお客様に言葉を伝えないといけないのに。それが出来なくて。
後悔と反省の念が残ります。

たまにあるんですよね。こういう時。
一度歯車が外れるとなかなか本線に戻れなくなる。
何を言っても言葉が空回りする(さくらのなかでの話しね)
そういう時、披露宴だったら、司会者ではなく進行係に徹するんだけど
イベント・まつりはそうは行かないんですよね。
明るく楽しくのがイベントであり、まつりだから。

まぁ、誰にとっても1回しかない事だからやり直しはきかないけど
その1回の重みを今回は本当にズッシリと感じた仕事でした。