**フォロワー・アメンバー
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「触っ…触れない」
相葉はいわゆる
都会っ子
虫(ワーム)もダメなら
生きている魚にも触れない・・。
ワームはできれば俺も触りたくないが。
仕方なく俺が魚をつかみ
針を外す
ここで釣れるのは
ほとんど
ニジマス
釣った魚は
炭焼きにしてここで
食べることができる
で。
魚に触れないくせに
どんどん釣り上げていく相葉
「おおおっ!
雅紀君!
これ
『イワナ』だよ」
「イワナ?
どっか違うの?」
「美味いぞ」
「それ美味いと思う」
俺と親父が同時に言えば
「もしかして
オレ、天才?」
「かも!」
って親父と相葉
盛り上がってるな
あんまりにも釣れるんで
後半
親父は釣った魚をずーっとさばいてた
結局
3人で
23匹釣って
イワナ1匹を含む4匹をその場で焼いて
おふくろが持たせてくれた
おにぎりと一緒に昼飯になった
「うまっ・・。
めっちゃうまい」
「自分で釣った魚
食うって贅沢だよな」
食いながら
ふいに…親父が変なことを言い出した
「雅紀君、
俺のことはシゲさんで
翔のことは何で「櫻井さん」なの?」
「みんな櫻井さんって呼んだら
誰呼んでるのかわからないから
それに会社じゃずっと
「櫻井さん」って呼んでるし・・」
「翔のことも
名前で呼べば?」
「えっ?」
「俺は別にいいぞ?
「雅紀」」
「えっ?でも・・・」
俺はふざけて
また
「雅紀」
って呼んだ。
「じゃ・・・あの・・・
「しょう・・・さん」」
「休みの間はそう呼んどけ」
夕方、家に帰ると
おふくろと
雅の両親、
そして相葉…雅紀の母親と祖母が
バーベキューの準備をしていた
「ビールでいい?」
おふくろに勧められたけど
「あとで車使うから」
と酒は飲まなかった
From・・・Sho
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