バズリNIGHT 3 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

 

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宝石赤宝石赤宝石赤

 

ふと目が覚めると

 

隣にいたはずの雅紀がいない

 

部屋が少し明るくて

夜明けが来たのだと気づく

 

カーテンが少し揺れていた

 

雅紀は

バルコニーで

ペットボトルの水を飲んでいた

 

「雅紀?」

 

「しょーちゃん・・・」

 

「暑いな」

 

「熱帯夜だね・・・」

 

そして聞こえてくる

 

「聞いた事ない鳥の鳴き声だよね

…それにしても

めっちゃ綺麗・・・」

 

紫と青と…ピンク色の夜明け

 

「今日も晴れそうだな」

 

「うん」

 

ふわっと匂う海のにおい・・・。

 

写真を撮る雅紀

 

「綺麗・・・・絵葉書だね」

 

お前のほうがきれいだと思うけど。

 

スマフォで写真撮りながら

水・・・ペットボトルを操ろうとするから

飲み損ねてこぼれた

 

「くふふふふ・・・」

シャツが結構濡れて

 

「着替えよ」

 

って部屋へ入る雅紀

 

くふふ・・・冷た・・・

 

シャツを脱ぐ雅紀を

ベッドへ押し倒した

 

「なんだよーしょーちゃん}

 

「まだ時間あるだろ」

 

今日は帰るだけ

それに朝食までは

まだ時間がたっぷりある

 

 

「それとも・・・いや?」

 

「ううん・・・

しょーちゃん…好き」

 

雅紀・・。俺も・・・

 

「なに?」

 

幸せだよ

「すごく幸せ・・」

 

宝石赤・・・翔・・・宝石赤