full of love..76 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

 

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宝石赤宝石赤宝石赤

3月末

暖冬というのだろうな

桜が咲き始めた

 

雅紀から

半島で撮った

桜の写真が送られてくる

 

「これ。

花が真っ白だし

少し葉も出てるから

きっと山桜だよ

きれいだね

 

今忙しいでしょ?

返事いらないよ」

 

「今夜はそっちへ行くから」

 

「ホント?

待ってるね

返事ありがとう」

 

短いLINE・・・。

 

白い桜の花

真っ青な空

 

ホントにきれいだな・・。

 

宝石赤

 

翌日の朝

 

珍しく起きてこない

 

「うーん…翔さん

起きれない・・・」

 

って言って眠ったままだ

 

「ふふふっ・・だろうな。」

 

「もう・・・翔さん・・すごいんだもん」

 

「じゃぁ・・ここは明るいから

ゲストルームへ行こうか?」

 

雅紀を抱きあげて

朝日の入らない

ゲストルームへ寝かせた

 

「ありがと・・・」

 

ふふふっ・・・いいさ

 

ここんところ

気が狂うくらい忙しくて

いろいろご無沙汰してて

夕べは・・・というより

明け方近く・・さっきまで

雅紀は

俺の腕の中で声をあげていた・・

 

俺も怠いは、怠いが・・。

なんだか目がさえて眠れない

 

主寝室の窓を開けて

空気を入れ替える・・。

 

窓の外

何かが目の隅に見えた・・・。

 

「うんっ?」

 

いやっ…風はないのに

どんぐりの木(ミズナラ)が

ざわざわと音を立てる。

 

葉?葉がある?

 

「なんだ?」

 

何故か。

脳裏に浮かぶ

赤い海月(クラゲ)

 

「あなたが海月を助けてくれたから

僕は生きることができた」

 

「えっ?なに?誰だっ?」

 

どこかで聞いたことがあるような

感じたことがあるような・・・

 

声・・というより

その心に語りかけてくる主を探した

 

From・・・Sho

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

本編へ

戻しましたー

 

お読みいただき

ありがとうございましたニコニコ