full of love..58 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

 

**フォロワー・アメンバー

ご希望の方は

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「1.フォロワー・アメンバーご希望の方へ」

をお読みください

 

 

妖精編

宝石緑宝石緑宝石緑

「まー?大丈夫か?」

 

「うん・・・ごめん・・・」

 

僕は体調が悪くてまた寝てる

潤には心配をかけっぱなしだ

 

「ごめん・・・」

 

「いいんだ

謝る必要はない」

 

「でも・・・」

 

とにかく気持ち悪くて

大好きな樹液も受け付けない

 

「熱はないもんなぁ・・・」

 

「僕・・あそこへ行きたい・・」

 

「ミズナラ?」

 

「うん・・・」

 

「いいけど・・・まーは三日ほとんど食ってないから

体力が・・・

葉っぱ摘んでくるから・・・待ってろ」

 

優しい優しい潤・・・

 

「ううん・・・行かなきゃいけない気がする

生きた葉と・・・

あの木に包まれたい」

 

「わかった。明日の朝連れてくから

少し我慢して」

 

「ありがとう…潤」

 

翌朝

潤は仲間の蜂と共に

僕を

あの大きな屋敷の

ミズナラの木まで連れていってくれた

 

「蜂さんたち…ありがとう」

 

「帰りも付き添うから」

 

 

すぐにミズナラの葉がざわざわとしだして

潤と僕に

涼しい葉っぱのお部屋を作ってくれた

 

癒されていく・・・

そして分かったんだ

一枚の葉が優しく僕のおなかを覆って・・・

 

「潤…解ったよ

僕…お腹に赤ちゃんがいる」

 

「えっ?

・・・・・・・えっ?それって・・・」

 

「潤・・来年の春前・・・

潤はパパになるよ」

 

「まー?

まーっ!」

 

潤は僕を抱きしめた

 

 

「だからね、

つわりだよ

心配しないで」

 

ミズナラはすぐに樹液をくれた

 

「あ・・・おいしい

新鮮なやつって

めっちゃおいしいんだね」

 

僕らの種族の妊娠期間は半年くらい

 

みんなに祝福されて

嬉しかった

 

そして・・

まだ寒い2月の末

双子の赤ちゃんが生まれた・・・

 

From・・・Ma-

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

こん相葉

 

お話休んじゃって

ごめんなさい笑い泣き

 

今夜もお読みいただき

ありがとうございますウインク