ホント・・。
おかしな行動してるよね
「嵐」様
って書いてある控室前
自分たちの控室なのに
ドアの前で
開けるのを躊躇している
ノブに手をかけてはやめて
･･･を３回も繰り返す
そのうち
自分の両ほほを
叩いて
いきなりの気合
「よっしゃ！」
・・・・。
あのさ、そこ控室。
くつろぎに行く所・・・。
「相葉さん！」
後ろから声をかけた。
「うおーーーニノ！
びっくりしたぁ」
「控室はいるのに
気合必要？」
「今の俺には。
って、観てたの？」
「見てましたよ。
はい、コーヒー。」
「ありがと。
２本？」
「うーほら。
だって、
翔さん・・」
「しょーちゃん？」
「そう、中にいるでしょ？」
「ニノが買ったんだから。
ニノが渡せばいいじゃん？」
「いーじゃないですか。」
とそこでドアが開いて・・・。
どんっ！
「痛って！」
「えっ？相葉くん？
ごめん！」
ドアを開けたのは
翔さん。
そのドアが相葉さんに当たった。
「大丈夫・・・。」
「翔さん、どっか行くの？」
「いや、声が聞こえたから
誰かいるのかと思って・・。
相葉君・・・ホントに大丈夫だった？」
と・・・相葉さんの顔を覗き込む翔さん
・・・・・。バカ・・・
耳まで真っ赤だよ・・。
わかり安・・。
「だ・・・大丈夫・・大丈夫・・。
それよりしょーちゃん、コーヒー・・」
「ありがと。
ちょうど飲みたかった・・」
今日は５人で雑誌の
グラビア撮影だった
色んな組み合わせで
とっかえひっかえ
撮影されていく
今はクスッ・・じいまご。
スタジオの中は
エアコンが壊れているんじゃねーか
って思うほど暑く
とりあえず
自分の撮影が終わると
涼しい
控室に戻ってくる
しかし！その控室に用意されていたのは
常温の水のペットボトルと
コーヒーサーバーの
ホットコーヒー
「マジ・・・つらいな・・。」
「はっきり言おう。
気が利かない。
あははははは！」
俺と
相葉さんと
翔さん
全撮影が終わって
もう私服だった翔さんと
着替え途中の相葉さん。
「シャワー欲しいね」
「そんなに汗だくなの相葉さんだけだよ」
「いや、そうでもない。松潤もすごかった」
「俺もだよ～
飯の前にシャワーしたいよな」
なんて。差し障りのない会話。
相葉さんも
撮影が終わった
次に俺が
リーダーと
それでオールアップ。
「俺さ、先に行って準備・・
ってほどのもんじゃないけど
いくわ。」
「そう？
相葉さんは？」
その時一瞬・・
動きの止まった相葉さん
・・・・と、翔さん
・・・わかりやすい。
リーダー、俺も気づいてますよ
二人の間の妙な緊張
不自然すぎるんだけどさ
二人とも気づいて居ないんだよ
いや・・。気づいて居ないのは
翔さんだけか・・。
正確には、気づこうとしていない。
もっといったら潤くん
わかっていて
相葉さんにちょっかいを出す
わざと。
呼び方だって
意識して「まー」って。
甘く・・やさしく・・。
そうだよ、決まって
翔さんがいる時に。
というわけで。
「次！潤くん上がって来たら
潤くんおしまいだから
その前に
お二人で
お願いします」
って、二人で一緒に
行きやすくしてみましたが・・・
☆
「潤くん！
居たんだ。」
リーダーと最後の撮影を終えて
控室に戻ると
潤くんが出迎えてくれた。
「あーニノ、リーダー、お疲れ
だって、せっかく二人なんだろ？」
潤くんが言わんとしていることがわかる。
「あーーーそうね。
ははは・・・」
「・・・んんふふふふふ・・・」
スタジオへ入る前の
シースルーのエレベーターから
二人が連れ立って歩いて行くのが見えた
・・・じゃねえだろっ！
マネージャーどうした？
さすがに二人じゃ目立つだろっ
・・・俺たちは、
タクシー使います。
「ビール美味いだろうな」
「そうだね」
残暑たけなわの９月初旬
From・・・Kazunari
こんばんは
ふぶきです
今回はニノちゃんの目線で
書いてみました。
せっかく、潤くんのお誕生日に
絡めようと思ったのに
過ぎてしまいました。
ダメですね・・