しょーちゃんの
ラップが聞こえる
バックステージ
早く準備しないと・・
そう思いつつ
オレは
自らの手に持っている
赤いスカーフを
なかなか
手放せないでいた
「相葉さん？」
着替えを手伝う
スタッフの声さえも
耳に入ってこない
少し遅れて
潤も
着替えに戻ってきた
「松潤・・・これ・・」
「まー？」
「うん・・・はい・・」
無造作にスカーフを
潤の手に押し付け
オレは着替えはじめた
”集中しなきゃ・・”
そう思うのに
少し離れたところで
着替えたり
汗を整える
潤が気になって仕方ない
それは潤のほうも同じで
・・・
目が合う
それも何度も
そして
見つめ合う
それはほんの一瞬の
交錯
視線が絡んだ
今思えば
よくあんな行動に
出られたなと
驚く
熱い潤の視線
もう・・
ただの本能だった
無言で
潤に近づくと
潤の腕を引っ張って
カーテンのように並んだ
衣装の中へ飛び込んだ
「わっ！？」
キョトンとするスタッフが
見えなくなった刹那
潤にキスした
「ま・・・？」
「じゅん・・・」
きっと
コンサートの
雰囲気のせいだ
赤いスカーフの
・・・・・・・・・・・せいだ
そして次の
興奮へと
飲みこまれていく
””””カラダがアツい
息がアガル””””
国立最終日
潤は言った
「渡したいものがあるから
まってて」
疲れているはずの
体なのに
冷めない
気持ち
その気持ちのまま
潤の運転する車に乗った
「松潤・・・」
「潤・・って呼べよ・・
まー・・
雅紀・・」
「えっ？」
「呼んでくれたじゃん？
昨日・・」
「昨日？
呼んだかな？」
「忘れた？
思い出させてやろうか？」
横道に滑り込む車
ハザードを付けて
停車させると
「雅紀・・」
そしてフワリと
首に何かが巻き付いた
”なに？”
そう思った瞬間
つかまれる左腕
「じゅっ・・・・・んっ・・・」
ぶつかるように重なる
唇・・
「思いだした？」
びっくりして
「松じゅ・・・」
って呼びかけたところに
かぶせるように
「潤！」
って・・。
そしてまた重なる
・・・・
「うん・・・んんっ・・」
息を・・
どこで息をしたらいいのか
わかんない
キス・・。
いやじゃなかった
「雅紀・・このまま
俺の部屋へ来てくれないか？」
「えっ？
だって・・松じゅ・・」
「だから！潤！
そんで？なに？ダメなの？
誰かと約束でもあんの？」
「な・・い・・。
ないけど」
「ないけど？なに？」
車を発進させる潤の横顔
アツい横顔
オレ・・・どうしよう・・。
首にかけられたのは
衣装の
赤いスカーフ・・。
From・・・Masaki
えええっと・・。
思わぬ長話になって
しまいました。
つぶやくだけのつもりが
だんだん面白くなってきました。
さらっとうわべだけのつもりが
彼らの深層心理まで
暴きたくなってきました。
・・・すべて妄想ですが・・
画になるモデルズ
直接仕掛けたのは
雅紀ですが
リードしていくのは
やっぱりキング松本でしょうか(笑)
今後、彼らを
自分がどういう風に
展開させていくか
楽しみです
私は書きながら
お話を展開していくタイプなので
書き終わりが
最初の妄想と違うって言うことが
しょっちゅうです(笑)
ほんっっとに
すてきですね・・。
はぁ・・・。
二人の
どっちもかわいくて。
どっちもかっこよくて。
あれ？
もし、結婚したらどっちが嫁？
もう一つ。
雅紀の
「しょーちゃん」
呼び。
確かに雅紀は
翔ちゃんを
「しょーちゃん」
って呼んでいますよね
お盆休み明けの
勤務が始まりました。
めっちゃくちゃ忙しいです
涼しくなったり
でも蒸し暑くて
体に気をつけて
頑張りましょう
今日も最後まで
お読みいただき、
ありがとうございました。