続きますが、記憶が鮮明な内に・・・
はーちゃんはエコーの為の鎮静剤でよく眠っています(*^^*)
2015年3月4日目(水)
朝、熱は38.5℃と全く下がらず。
いつもは7時ぐらいに自分で起きてくるのに、声をかけても熱を測ってもぼーっとしていて起きませんでした。
身体を見てみると、発疹は全身に拡大していました。
以下、発疹の写真です。
手のひらも真っ赤です。
背中。前日の夜は腰のあたりだけだったのに、一晩で背中全体に広がりました。
痒そうだけど、痒がることはありませんでした。
足の裏も真っ赤になっていました。
目の充血もひどくなってました。
そして、BCGの跡が赤く腫れていました。
午前中、かかりつけの小児科を受診。
抗生剤による発疹ではないかと薬を変更する方向になりかけましたが、目の充血がひどいことを伝えると先生も川崎病を疑い大きな病院に紹介されることになりました。
☆ほんと、自分で川崎病を疑っておいて先生に食い下がって良かったです。じゃなかったら薬疹で終わって帰されていたかも・・・。かかりつけの医師もベテランなのですが、川崎病って診断が難しいので決してヤブ医者ってわけではないと思います(笑)
そして、紹介状とともに大きな病院へ。
小児科の先生による診察、血液検査、心電図、レントゲンの結果
川崎病と診断されました。
川崎病とは
4歳以下の乳幼児にみられる原因不明の疾患。100人に1~2人ぐらいの割合で発症し、年々増加傾向。
主な症状
①5日以上続く高熱
②目の充血
③唇が赤くなる、いちご舌
④様々な形の発疹が身体に出る
⑤手足が赤く腫れる
⑥首のリンパ節が腫れる
このうち5つ以上が当てはまれば、川崎病と診断されます。
ですが、症状が5つ揃わなくても川崎病が強く疑われる場合は冠動脈瘤を予防するためにも早めに治療を開始する必要があります。
また、BCGを受けてから2年以内の発病ではBCGを接種した部位が赤く腫れるのもこの病気の特徴です。
はーちゃんは今日の朝の時点で、全てが当てはまっていました。
そしてBCGの跡も腫れていました。
先生にも、「典型的な川崎病だ!」と言われました~( ̄▽ ̄)
川崎病は全身の血管に炎症が起こる免疫系の疾患です。
特に、心臓の冠動脈が炎症を起こして冠動脈瘤(血管のコブ)が作られてしまうと、心筋梗塞が起こるリスクが高まり突然死の危険性があります。
この冠動脈瘤を予防するためにも、なるべく早めの治療が必要で、発熱後10日以内に治療で症状を抑えることが大事なのだそうです。
川崎病と診断後、すぐに心臓のエコーを行いました。
エコーの結果、今のところ冠動脈にも心臓にも異常はないとのことでした。
ですが、今後は定期的に心臓のエコーのフォローを続けていくことになります。
そして、先ほどからγグロブリン療法がスタートしました!
γグロブリン療法を1回行うと、8割は熱や発疹などの症状が収まり元気になるそうです。
ただ、はーちゃんは血液検査のデータや症状があまり良くないので、1回では効かない可能性が高いと言われました。
その場合は2回目のγグロブリンの投与を行うことになります。
明日の朝には、少しでも良くなっていますように!!!
~バイタル記録~
HR 140~150台(安静時)
愚図ると170~180台
熱があるからかかなり頻脈傾向
BP 90~100/40~50台
SpO2 ほぼ100%
体温 入院時38.1℃
夕方から夜にかけて 39℃台