結婚式に参加するゲストに
これまでの「感謝を伝えたい」と
色々な演出を考えるカップルが増えています。

しかし「感謝ありがとうを形に表すことは難しいですね。

その感謝を伝えるために、映像やメッセージカード、お手紙などを
準備して、感謝を伝える方が多いようです。

その新郎新婦の想いを感じゲストが涙を流すこともあります。

「感謝」を伝えたいと思って準備したものがゲストに「感動」を生んだ瞬間です。

では「感動させたい」と思って準備したものが「感動」を生むでしょうか。

そこにはわざとらしさがあるので、
なんだか違和感を感じるものです。

それが一番あらわされるのは、花嫁が読む「両親へのお手紙」です。

感動させようと思って伝える文面には心がなく、
素直に書いたものが、両親やそれを聞いているゲストに感動を届けるのです。

私は花嫁のお手紙に関する本を出版させて頂いていので、
花嫁のお手紙の添削も行います。

心を込めて書いて下さったお手紙です。
その気持ちをしっかりとくみ取って添削をさせて頂いています。

今日は「花嫁の手紙」を紹介いたします。

佐倉摩耶本


皆様、本日はお忙しい中、私たちの結婚披露宴にお越し下さり
誠にありがとうございます。

この場をおかりして育ててくれた家族へ感謝を伝えたいと思います。

お父さん お母さん 

慌ただしい日々の中でなかなかゆっくり話ができないまま 

今日という日を迎えてしまいました。

小さい頃から甘えん坊で好きなことに一直線だった私は

時に我儘をいったり沢山心配をかけてきたと思います。

素直になれずに冷たい言葉で当たってしまたこともありました。

そんなときでも

常にまっすぐに根気強く私と向き合ってくれていました。

私に幸せになってもらいたいと話してくれましたね。

彼を初めて紹介した日、

お父さんが「幸子をよろしくお願いします」といってくれたこと。

お母さんが「幸子が幸せそうで良かった」と言ってくれたこと。

とても大きな愛情と信頼を感じました。

すごく嬉しかったです。

お父さん、お母さん、今まで本当にありがとう。

2人の娘に生まれてきて幸せです。

そして優しく意思の強いお兄ちゃん。

誰よりも一緒にいてくれたお姉ちゃん。

みんなのことが大好きです。

これからは彼と一緒に協力し合い、

温かい家庭を作っていきますので、見守っていてください。

隆さんのお父様、お母様、

至らない点も多いと思いますが、

隆さんの支えとなれるよう精一杯務めてまいりたいと思います。

これからどうぞ宜しくお願いいたします。

☆☆☆☆

披露宴当日に新郎新婦がゲストや両親に想いを伝えるためには、
それを表現してくれる人が必要です。

それを手助けできる司会者が重要です。

司会という仕事は、会場の雰囲気を作り上げ、
ベストなタイミングで、その場にぴったりの言葉で
二人の想いをゲストに届ける仕事です。

「ありがとう」をキチンと伝えたい、そう思っている方は
ぜひご連絡お待ちしております。

プロデュース&司会 佐倉摩耶
Bridalcore.com