「人前式って教会式と何が違うのですか
キリスト教式の流れとほとんど変わりませんよね。」
先日打合せの際に新郎新婦から聞かれた言葉です。
確かに人前式はキリスト教式がベースにはなっている事が多いのですが、
自由に進行を組み立てられるという事を知らない方が多いのが人前式でもあります。
ただそれを組み立てる事ができるほど、色々な人前式を見ている人が少ないのも事実です
そこで、これからはさまざまなアイディアを紹介いたします。
今回は和の人前式です。
こちらは私がプロデュースをさせていただいた一例です。
では流れを見てみましょう。
会場入り口にて、こちらの蝶の形の和小物
をお配りします。
蝶
の形になっているのがわかりますでしょうか？
ちり緬の生地で出来ているとてもかわいいものです。
♪佐倉摩耶のポイント♪
蝶は羽の美しさから人々に愛されていて、長寿と幸福の象徴とされています。
はじめに新郎入場です。
そして、新婦は母のお手引きにて入場。
続いて「五行歌」の披露です。
♪佐倉摩耶のポイント♪
五行歌とは、俳句や短歌とは違い、字数制限もなく自由に構成できる5行の詩です。
母から娘へ。
娘から母へ。
普段はなかなか伝えられない想いを込めて読み上げます。
はじめは、母から娘へ。
手元の扇子には・・
「芽生えた愛 二人で育め 大地に根を張り 大空をめざす 遥かなる大きな空を」
披露後、新婦の手に渡されます。
そして今度は返歌です。娘から母へ、ありがとうの気持ちを伝えます。
「叱られた日も 笑いあった日も すべてに感謝 産んでくれて ありがとう」
花束も添えられました・・・
その後、お互いに誓いの言葉を言いながら指輪を交換し、披露。
そしておでこにキス
。
ここからは皆様からの承認の儀式。
二人の結婚を祝福して下さる方全員で紐に蝶を飾っていきます。
アップにすると・・・
そして二人は、オーナメントの元となる輪に蝶をかざります。
そしてバージンロード側の方にお立ち頂き、列ごとに出来上がった蝶のオーナメントをお持ち頂きます。
そこに二人が歩みより、承認の気持ちを込めて、輪に飾って頂きます。
全員の蝶
が揃いました。「おめでとうございます。」
新郎新婦退場です。
その後ゲストは挙式会場を出る際に、お花を飾って頂きます。
祝福のお花のセレモニーです。
ゲストの手により、こんなに素敵なボールブーケが完成しました。
そして披露宴の始まりは色打ち掛けに、皆様に作って頂いたボールブーケを手に入場しました。
現在、お二人にはお子様が誕生しました
子供の枕元には、こちらのオーナメントを飾って頂いているそうです。
いつまでも幸せな時を過ごして下さいね
ＨＰ （佐倉摩耶）もご覧いただければ幸いです。
http://bridalcore.com/index.html
納得できる結婚式にするためプロの司会者がお二人と共に作り上ていきます。
司会や演出のご依頼やご相談はお気兼ねなくお問い合わせください。
ブログからも気兼ねなくメッセージくださいね