カーシェアの会社へ電話をし、車を動かすことができない。助けて!と言いました。

返答は「接触していないならまずそのままバッグしてみては?」という提案でした。

それもそうか。と思い、いったん電話を切り車を止めて一度車を降り、あと何センチくらい余裕があるのか見たら、ぶつかるまであと5センチくらいで、タイヤはまっすぐではない状態。

ぶつかりそうなのがよそ様の車ということもあり、私はやはり怖くて動かせずもう一度カーシェアへ電話をしました。

改めて誰か来てもらうことはできないのか確認をしたら、人の派遣は行っていないとのこと。

どうしたら良いのか聞いてみたところ、近くの人や警察へ誘導を頼んでみては。という返答でした。

助けてと声を出したのに、何もできないと回答されるのは非常に残念です。

運転は自己責任なのね・・・と悲しい気持ちになりました。

 

警察にこんなことで電話するのは嫌だったので、少し考えてタクシー会社へ電話をしました。

こういう訳で助けて!とタクシー会社へ訴えかけてみました。

電話に出た男性はあらら、といいながら「じゃあベテランの人がいるから行かせるからね!」と快く対応をしてくれて。10分くらいで到着したタクシードライバーは「あらら」といいながら車を動かしてくれました。

プロの手によって車は無事に駐車場へ戻りました。

 

そして私は帰宅後カーシェアを解約しました。

 

運転ができるようになりたい、という気持ちを長年持っていましたが諦めがつきました。

車の運転ができないのは残念なことですが、「運転をしたい」と考えるモヤモヤは晴れました。

結論。やってみたけれどダメだった。は、いつかやろう!と思い続けるよりもスッキリします。

またその翌日。運転チャレンジ3日目です。

前日と同じ徒歩30分の駐車場へ行き、今度は小さめの車を借りることができました。

3日目でボタンにも少し慣れてきました。今回は10分くらいで発車準備が完了。

 

駐車場はまばらに車が止まっているものの、人の出入りはほぼなし。

そろりそろりと車を動かし駐車の練習です。

15分くらい駐車場内をうろうろし、公道へ出ようか考えたのですが、無理は禁物と思い車を元の場所へ戻して終了しようと思いました。

しかし予想はしていたのですが・・・車を元の場所へ戻すということが難しい!

(絵が下手なのは見逃してください)

 

前向き駐車をする必要があるからまず前方真ん中に入れてそこからバックで車を戻そうと思いました。

その前方真ん中へ車を入れることができず、隣の車と接触しそうな状態になったのです。

 

運転ができる人から見れば、なぜそんなことになるか理解できないと思います。

でももう車をこするギリギリの位置になっている。ハンドルも切っている状態なのでこれ以上動かしたら、車をこする・・・とそう思ったら、怖くて車を動かせなくなりました。

悩んだあとにカーシェアの会社へ電話をしました。

 

続きます。

車を(3メートルくらいだけど)動かした翌日。私はまた運転の練習へと向かいました。初日に車を動かして思ったのは、もっと広い駐車場に止めてある車を借りる方が良いということ。カーシェアのルールとして車は元にあった位置へ戻す必要があるので、まず駐車の練習をしたいと思いました。

 

ケータイのアプリを見ながら自宅から歩いて約30分。広めの駐車場に止められた車がやっと見つかりました。そこなら公道に出る前に場内で、駐車の練習を行うことができそうでした。

その日空いていた車は前日と違い少し大きめの車。駐車練習だけならばその車でも大丈夫なのではないだろうかと思いアプリで車を借りる手続きを行いました。

車に乗り込みましたが、この日の問題はサイドブレーキがどこにあるか分からなかったことです。

昔乗っていた車も、初日に乗った車もサイドブレーキは運転席左側にありました。今回借りた車にはサイドブレーキが見当たりません。それから当たり前のことかもしれませんが、車によって配置されているボタンの位置は違うのですね。


サイドブレーキがどこにあるのかどうしても分からず、ケータイで検索。サイドブレーキは足で操作するタイプの車でした。

 

この日は非常に気温の高い日でした。冷房を入れるためのボタンがどこか分からず、熱い車内でかなり汗をかきました。さらに乗ってみたら意外と大きい車が怖くなり、この日はエンジンをかけただけで車を全く動かさず終了しました。移動距離は0メートル。乗車時間約30分でした。

 

続きます。