『笑って楽しく詐欺防止』 立川がじら講演

 

 

伊勢崎市消費生活センターが毎年開催する詐欺防止落語。今年も2つ目の立川がじら

 

を招いての講演があった。がじらは立川志らくの弟子、志の輔の孫弟子、その先に

 

今年13回忌を迎えた立川談志がいる。談志も晩年はよく群馬に来てお寺で一席ぶった。

 

友人に落語好きがいて、よく高座へ出向く人がいた。私はテレビで談志の噺を聞いていても

 

生の談志の噺を聞いたことがなかった。一度位は聞いておくべきだったと後悔している。

 

 



 

画像>在りし日の談志

 

 



 

話は詐欺防止のために色々話して客席を沸かせた。送り付け詐欺商法➡

 

電話で営業、カニを一方的に売り付け、代金を取る話。ダイエット・グッズを売り付ける

 

商法。履くだけで痩せると言うから買ったら脱ぐと元に戻る(ゴムバンドの締め付けが

 

きつい?)危ない3原則➡今だけ、ここだけ、あなただけ の限定商品だと言って

 

売り付けるのが詐欺商法。ここで話は昔の見世物小屋の話になって、これも詐欺もどきだと。

 

入場口で観覧料はいらない、しかし出口で料金を取る。(映画でも芝居でも観覧が前払いで

 

ある。)入って見れば噓八百で「立った いたち が見られる」それが板が立っていて、

 

板に血がついているから「いたち」そんなものばかり。私も子供の頃、一度見世物小屋に

 

入ったことがあるが不気味、時代錯誤、奇ッ怪な世界で急ぎ足で出口に向かった記憶がある。

 

がじら氏は身近な詐欺商法として屋根の修理、外壁や床下(シロアリ)訪問商法を上げた。

 

今近くで作業しているので格安でやります。外から見たら屋根や壁が剥がれていますよ。

 

このセリフを何回聞いたことか。耳にタコ脳にイカである。いかさま修理業者の断り方とし

 

て「実は知っている建築関係の人がいる。」一人でいないことを修理業者に知らしめるため

 

二階に誰かいるように呼び掛けることが必要だと。がじらの小噺では知り合いの建築関係

 

の人の名刺がある。それを見せたら悪徳業者が「ありゃ、それはウチの会社の社長だ!」

 

これがオチであった。ここで15分の休憩に入り、後残りの30分はケチな味噌屋の主人

 

落語をやった。味噌田楽と言う話でケチな主人が嫁を貰うので先方に一泊すると言う。

 

してやったりと番頭や雇い人は鬼のいない間に洗濯と宴会を開くことにした。酒つまみ

 

食べ放題で資金は売り上げ帳簿から調達。そしたら運悪くケチ主人が帰ってきた。隣の豆腐

 

屋が運んできた田楽がプ~んと味噌の香りがするので、行く前に火事に気を付けるように

 

近所でそれが起きたら味噌蔵の下部を味噌で埋めれば、それを売って商売になる。

 

ケチな主人は「ウチの味噌蔵に火が入った」これがオチで閉会した。詐欺商法撲滅の

 

イベントでケチな味噌屋の落語とは「べらぼうめ!」という印象だった。違った失礼、ありがたやまでした。蔦重の伝言。