時々暴走 -1234ページ目

ミッちゃん物語26

(母は親切な女だ。
自身が貧困でも近所に食べ物を分け与えていた。

祖母の精神を継いでいるらしい。

「武士は喰わねど高楊枝」かな?

多分、「見栄」もあるだろうが、他人が喜ぶ顔を見たいのだろう。

ボケた今も変わらない。


年ごろの甥っ子と『反抗期』について俺は解決策を話してた。

襖1枚隔てた隣部屋から盗み聞きしてたミッちゃんが一言)


ミッちゃん「誰?!『缶コーヒー』を買ってきたのは?

私にも飲ませて!」


反抗期と缶コーヒーの話でした。
(>_<)


(また、俺がマックからテリタマバーガーを買ってきて甥っ子等に温かいうちに喰え!と呼び掛けた時、襖1枚隔てた向こうから。)


ミッちゃん「そのキンタマバーガー!

私にも頂戴ヨ!」


○玉バーガーって!?

あっても売れないと思うのですけど・・
( ̄∀ ̄)

ミッちゃん物語25

(数年前、水さえも飲み込めなくなり話し掛けても少し叩いても上を向いたままでCTを撮ると脳が白くなっていた。

脳外科では死んだ脳は再生しません。

流動食にしますか?

外せなくなりますが・・

と言われ、

意地を張り自宅でリハビリを続けると、

奇跡的に回復した。


手を繋いでみると時に物凄い力で握り返し続けてた。


ミッちゃん自身がどこかへ行ってしまうのが怖かったみたいに・・


ミッちゃん「あなたは私の弟?・・

あれっ?


違うよね?」



俺「本当にアナタが生んだんじゃないのか!?」

ミッちゃん「あらっ!?」


また、

問診で歳を聞かれ、

ミッちゃん「35歳です」

俺「オイオイ!息子より若い実母がどこにいるか!

70越えてるよ。

誰が俺を生んだか考えて!」


ミッちゃん「母親を年寄りに見せたい息子がどこにいる?!」


俺「・・いや??」
(゜∇゜)

ミッちゃん物語24

(父ちゃんの位置2)
俺「母ちゃんはラッキョウが好きだね!

ラッキョウとニンニクとはドッチが好き?」

ミッちゃん「・・ん?

あえて言えばニンニクかな?」

俺「じゃぁ、ラッキョウと父ちゃんだったらドッチ?」


ミッちゃん「・・ん・・まぁ、ラッキョウかな?」

俺「えっ?・・じゃぁ、茹で玉子と父ちゃんは?」


ミッちゃん「それは父ちゃんに決まってる!

食べ物と父ちゃんを比べるな!」


俺「えっ?本気で順番を付けてたの・・?」


(父が小さい頃、
B29米軍戦闘機は空襲が終わると山に薬莢をバラバラ音をたてて捨てて行ってた話を聞いていた)


ミッちゃん「どこの山?



ラッキョウが捨ててあるのは?」



薬莢?ラッキョウ?
(^。^;)