朝から色々あったけど
この日は
遊園地に行くことを計画してくれていた彼
遊園地では
絶叫系に乗れない私のかわりに
子どもたちと一緒に乗ってくれて
子どもたちも
彼と楽しそうにしてくれてるのが
私はとっても嬉しかった
帰りの車では
子どもたちは遊び疲れて爆睡
彼も疲れてるはずなのに
帰りも運転してくれた
「私、運転替わるよ!ずっと子どもたちに振り回させて、疲れたでしょ?」
「疲れてないから運転するよ。それに、めっちゃ楽しかった。子どもたちより、俺のほうがテンション高かったかも。美紗はほぼアトラクション乗ってないけど、つまらなかったんじゃない?水族館の方がよかったかな?」
「ううん。私、アトラクション乗ったら酔っちゃうし、一緒に乗ってあげられないから、感謝だよ。ホント、ありがとう」
「俺も楽しかった。また、みんなで出かけたいなぁ。また、出かけてくれるかな?」
「うん。きっとKのこと、2人とも気に入ったと思うよ」
「そうならいいけど……」
彼の車が玲さんの家だから
そこまで送って行ったら
玲さんが出てきてくれた
「おかえり。子どもたち、寝てるの?家帰って2人起こすの大変だろうから、今、起こしてご飯を食べていきなよ。このまま帰ったら、きっと夜も寝ないだろうし。ちょっと遊ばせていったら?」
「でも………昨日もごちそうになったのに、迷惑…………」
「美紗ちゃん、迷惑なわけないじゃん。娘だと思ってるって今朝言ったでしょ?」
「そうだけど………」
「じゃあ、分かった!これからは“ちゃん”付けないで呼ぶよ。そしたら、今よりは頼りやすくなるでしょ?」
「玲さん…………」
「ねっ!美紗、ご飯食べていきなね。Kくんも!ほら、◯◯ちゃん、◯◯くん、着いたよ!起きて!」
「あっ、玲ちゃん、ただいま!」
「おかえり!今日もご飯食べて、ちょっと遥と遊んでから、明日、保育園だからお帰りだよ」
「うん!分かった」
子どもたちもいつの間にか
玲ちゃんって呼んで懐いてる
結局
夜ご飯をごちそうになることに
家の中に入ったら
一気に疲れが出てのか
すごく怠く感じて
ソファに座ってすぐに
寝てしまった