色々な場所で本を読む。
お風呂、電車の中、晴れた日のベランダ、ベッド、バス停、ファーストフード店、新幹線、飛行機、ファミレス、駅のベンチ、病院の待合室、リビング・・・
一番好きな場所はお風呂と電車の中だ。

お風呂は半身浴をしながら黙々とページを進めていく。
電車の中ではヘッドフォンから好きなアーティストの曲を聴きながら読みふける。
とにかく、この二箇所では特に集中力が発揮される。
どうしてもこの本を読みきりたい!と思った時は、どちらかの場所で読書をする。

余談だが、私は基本“ながら”族で、何かをしながら何かをする、というタイプなのだ。
でも読書はそういう行為がもっとも難しい。
できても、音楽を聴きながら、という程度。
読書がとても好きなのに、一番好きな行為をする時に、一番慣れた“ながら”というパターンでは出来ない悲しみを感じることがある。