桜子🌸です
今回のお話の主人公は由紀ちゃんです。
この生徒も入学から卒業まで担任として見届けた生徒です。
由紀ちゃんには4歳上のお姉ちゃんがおり、お姉ちゃん大好きっこでした
由紀ちゃんは甘えたちゃんな一面がある生徒でした
そして甘えながら「せんせ~い」と近づくような、距離の近い生徒でもありました。
桜子が最初に違和感を感じたのは1年夏の三者懇談でした
保護者の方とは入学式の後にクラスに入っていただき、保護者の方へ向けてお話はしますが、対面でお話しするのはこの三者懇談が初めてでした。
1年生ですので、懇談の中での話は入学から今までの学校生活、初めての考査の結果についてです。あとはお家での様子も聞きます。時間が余れば、今後の進路の話も少しだけします。
考査の結果、各科目の平均点、クラス順位、学年順位が書いてある用紙を配布し説明していた時でした。
この時の由紀ちゃん親子の会話が以下のようです。桜子の心の声とともにどうぞ!!
母「由紀ちゃん、なにこの点数は~。由紀ちゃん勉強できたでしょ?なんで??」
(と、お母さんは由紀ちゃんのほうへ身体ごと向き直って話をしている状態で)
いやいや、仮にも担任の前で娘をちゃん付けって・・・。そして、ここは家か??家なのか??
由「ごめんって~。由紀もちゃんとやったつもりだもん。ママも見てたでしょ?」
そういえば、由紀ちゃんの一人称は「由紀」やったな。由紀ちゃんもママて・・・。
母「見てたけど、こんなに由紀ちゃんの成績が悪いと思ってなかったから、ママびっくりしちゃって」
いやママて・・・。せめてお母さんと言いなさいよ。はあ
由「次頑張るから見てて。」
母「頑張ってね!!」
家でやってくれ!!!!!!
→長くなりそうなので 続く