見えるきっかけとなった男性
家庭環境が複雑で幼少から寂しい思いをしてきた彼を可哀想だとか
家庭料理の味を知らないからお弁当作ったら喜んで
それなら毎日作ってあげようとか
しかも手抜きなしの完璧なお弁当
幸せにしてあげようとか
彼のペットの写真を見せられるたび
寂しそうな顔でこちらを見てくる子達を救ってあげたいとか
私ならできるとか 理解してあげられるとか
自分のペットに対しても一番わかってあげられるのはお世話してあげれるのは私しかいないとか
家族に頼むときもどこか不安で大丈夫かなとか
やっぱり私がやらないとダメなんだとか
「誰か」に対する執着が大きかった
「してあげたい」が大半なんだけど
なぜそこまでして してあげたいのか
睡眠や一人の時間を削ってまでやるのか
「大切な存在」ほど強く思ってしまい
結局やることが多すぎていつも忙しい忙しいと言っていた
家にいてもゆっくりする時間なんてないし
ドラマを見る時間もない
録画したバラエティーみてゲラゲラ笑いたくても
時間がない
なあんで常日頃こんな忙し人間なんだ
いつからこんななった
そんな自分は好きでもなければ嫌いでもなく
しゃーない自分と思って生きていた
別に私がしなくても生きていけるし
誰かしてくれる人がいるなら頼ればいい
ぜーんぶしなくていい
現実的に容量オーバーなんだから 無理無理
そんな生活 心も体もゆっくり休めるときがなくて
睡眠不足 ストレスと 免疫落ちて動けないほど疲れて泥のように寝たり
なのに「頑張って」と言われることが嫌いで
日々頑張ってるしやって当たり前と思ってるから
「頑張ろう!」「頑張るぞ!」ていうのも嫌いだった
私じゃなくても大丈夫
なんとかなる
これぐらいでもいい
まいっか
なるようになる
今日は楽する日
今日はサボる日
毎日頑張らなくていい
できるときにやればいい
執着を手放すと 途端に楽になって
いい加減になるんじゃない マイナスじゃない
かっこ悪いとか 逃げてるとかでもない
できなかったとしてもできないことを許す
大丈夫 大丈夫
なんくるないさ ハクナマタータ
しーんぱーい ないさー
自分を大切にできないことが一番しんどい
「許す」ことが「解放する」につながり
自由だ 自由なんだ
きっかけとなった彼にはお別れを言いました
彼のペットから何か感じても
「私には何もできることはありません」
とはっきり伝えています
悪いものがそんなにたくさん憑いていたのだと落ち込んだと言っていました
可哀想な事したかなと一瞬思ったけど
いやいやいやこっちは死にかけとんねん
彼自身の問題は、彼自身が向き合い解決すること
私にできることは、ない (断言)
今は何でも話せる存在です
環境を変えると出会う人も変わる
出会う人で自分も変わる
変わることは怖いことではない
素敵なことだ 楽しい事が待ってる