ここ数日ストーブ用の薪割りをしました。
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はじめは打ち下ろしてみないと

どこにあたるのか分からなかった斧が、

コツをつかむと面白いように

ねらったところに行くようになりました。


それは、昔やっていた剣道の竹刀を振るうのと同じでした。

斧の柄の端を持つ左手に力を入れ、

利き腕には力を入れないこと。


薪が左右均等に音を立てて割れる。

その刹那にはじけ飛ぶ。


男に生まれてよかったと思える数少ない快感の一つです。

薪割りの精度にお悩みの貴兄は是非お試し下さい。




客も出払ったお昼時、訪ねてこられた老婦人がありました。
用件をきけばいいにくそうに、庭のホオズキを分けて欲しいと言われる。
ホオズキを肴にビールを飲むのが好きだったご主人の仏前に供えたいと。

物静かな晩酌を至福とする夫、それを是とする旁らの妻。
そんな食卓風景が浮かんだ。
その夜、僕もビールにホオズキを試してみた。

ホオズキの 苦みなつかし なき人想う
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「高山駅から20分足らずで出会える飛騨の里山」

静けさを売りにしてきたゲストハウス周辺が最近喧噪に包まれています。

夜から朝にかけて、上の段々田んぼでカエルの大合唱。

よくもまー喉がかれないものだと感心するほど鳴き通し、

それが漸くおさまったかと思う朝方、今度はキジの縄張りを主張する鳴き声。

ケンケン ボー、ケンケン ボー ちなみにケンケンは鳴き声、ボーは羽をふるわせる音。

どうやら私は彼のテリトリーで商売をさせてもらっているらしいのです。


                                  
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