「ジキル博士とハイド氏」を絵本にて再読いたしました。

二重人格のお話でしょ😼ドッペルゲンガーの起源?

絵本とは思えない、装丁も挿絵も素晴らしい👍

 

 
 

この絵のジキルとハイドはまるで

「ハリーポッター」の復活したヴォルデモードにそっくりで驚き‼️

 

 

いかがでしょう♪

 
 
 
「ジキル博士とハイド氏」ロバートルイススティーブンソン原作
 
前半がジキルの知人弁護士アターソンの回想、後半はジキル博士の告白からなる2部構成です。
 
最終章の第九章「ヤヌスの仮面」に心が揺さぶられました。圧巻でした。
(☆因みにヤヌス神とはローマ神話に出て来る二つの顔をもつ神です。)
要約いたしますと
人間の中には二人の人格がすむ。
他人に同情し、苦しみを和らげたい自分。
その苦しみを喜んでいる自分。
ヤヌスの神が二つの顔を持つように、
表面はいかにも天使のような顔をして、そのかげでは悪魔のような顔を持っている。
悪魔は天使にイライラし、天使は悪魔を恥じている。
シャムの双子のようにくっついて
 
悪魔を解き放ったジキル博士は
ハイド氏に飲み込まれ、二度とジキルに戻ることはありませんでした。
人間の本質に迫る悲しくも教訓めいたストーリー。
古典文学の素晴らしさに改めて驚かされました。
大人になって新たな発見が。子供の頃に持った感想とはまるで違う印象。
読み直しにはやはり意味がありますね。間違っていなかった。
 
それと余談ですが、「ハリーポッター」の悪のヴォルデモードも子供の頃は良い子。
これは⁈ジキル博士とハイド氏がモデルかもしれませんね。
 
 
話変わって、ブックオフで不思議な出会い。
高校で一時期(臨時)国語の授業を習った先生かも??
やはりそうでした!
境野勝悟先生。
ご自宅の大磯のお寺にも呼んでくださった、気さくな先生でした。
本を沢山出されていたとは💦
 
今日も駄文にお付き合い頂き感謝申し上げます。