季節はいつのまにか初冬の様相です。

空気は澄みきり空も水色🩵ですね。

 

だいぶ以前の映画、「否定と肯定」を観ました。

実話という事です。

ナチスによるホロスコートでのユダヤ人虐殺は無かった。とするイギリス人歴史学者。

それは間違っている、あった、という本を出版した女性ユダヤ人学者。こちらが主人公です。

 

非難されたことから、否定派(ホロスコートはなかった)が

肯定派(ホロスコートはあった)を名誉毀損を訴える裁判劇。

 

※ちなみに、ホロスコートでのナチスによるガス室送りはなかった、

ホロスコートはユダヤ人による捏造だったと、公で記事にでもしようものなら、

かの文春でさえも過去に「マルコポーロ」という雑誌が編集長と共に抹殺された事件を私は忘れてはいない。



 

映画はそのあたりの綿密な検証劇かと思い期待したが、そこが焦点ではなくて、少し落胆した。

 

 

焦点の一つは訴えらた場所がイギリス🇬🇧だという事。

イギリスでは訴えられた被告側がその正当性を証明しなければならないらしい。

裁判長に判決を委ねる方式を選択したので陪審員はいない。

故に裁判長一人を味方に付けれるかに運命はかかっているのだ。

 

主人公は強力な弁護団を結成。

勝てばその報酬も大きいが負ければ弁護団の報酬はゼロ。

ホロスコートの深い考察というより、

ホロスコートはなかったという原告の記述の根拠や間違いを言葉尻から潰していくという作戦。

見事に勝利。

訴えは退けられた。

 

ユダヤ人を否定すると誰も勝つ事などはできないと私は思っています。

イスラエルも多分そう。

人はついその時々の【判官贔屓】に走りがちですが、その判断は危ういものです。

弱い方がいつでも正しいわけではないのでは?

弱く見せて味方を増やそうとしている作戦かも。

何が言いたいか?自分でもわからなくなってきましたが、

とにかくユダヤ人は手強い、

苦難の歴史が彼らを強くした事だけは間違いないですね。

プロパガンダの映画もきっとその一つですね。

否定も肯定も私にはできませんが、この機会に調べる事は面白いです。

 

 

 

 

 

 

本日も、もしお付き合いいただいていたらありがとうございました。