先日、朝ドラ「らんまん」に篤姫様が登場した👏🎉

これまでナレーションだけでの篤姫様でしたが、うれしいです。

しかも嬉しいお言葉、

牧野博士の植物標本を都立大に寄贈するお手伝い

「次の方へ渡すお手伝い私もしなくっちゃ!」

バトンですよね!relayですよね!

やっぱり神宮外苑樹木伐採の暗示だ!✨

 

 

そして、やはりこれ、無関心ではいれません。

震災からの100年後、今「福田村事件」が、にわかに取り沙汰られ、

私も見て見ぬフリが出来ない性分。気になる。

本と映画どちらも気になり、先ず本と思い購入いたしましたが、

はやる気持ちを堪えることができず、先日映画も鑑賞終えました。

 

人は傷ついたり、気づかなくても傷つけたりの毎日だ。

時として、頭に狂気という名の妄想とも言えないカルトが取り憑く。

戦争もそうだろう。それだって、

始まりは取るに足らない小さな勘違いだったかもしれない。

 

この映画は

前半で被差別部落、ハンセン病、朝鮮人への差別が日常的にあったその当時の

日本の時代背景をサラリと触れた上で、後半の本題へと突き進む。

元々潜在意識に差別はあったのだ。

 

そこに関東大震災、人は不安と混乱で冷静になどなっていられない。

東京とは、だいぶ離れた千葉の福田村でさえそれだ。

朝鮮人がドブに毒を入れるかも?

不安の芽は予め摘み取って安心したい。

自警団も設置された。(ところが事件時は、少し落ち着いて、自警団も解除令が出た直後)

 

香川から来ていた薬の行商人の一団がいた。

変な言葉使い(讃岐訛り)の団長が船頭さんと船賃の事で口論になった。

これが事件の発端。

 

朝鮮人だと決めつけたくて(実際は日本人だった)、あれやこれやの質問。

あまりのしつこさに「朝鮮人なら殺してもいいのか?」と団長さん。

映画ではドンドンドンドンとバックで追い立てるような曲が。

子連れの女性が団長さんを無表情でグサっと。

もう止まらない。

一気に9人が殺された。

 

何とも後味の悪い、それでも本当にあった事件。

その後この事件は、ほんの10年程前まで闇に葬られていた。

そしてこうして映画になるまで私も知らなかった。

 

という事は全国に似たような事はもっと起きていたかもしれない。

 

震災から100年。

今もどこかで小さな事件は起きているだろう。

歴史は繰り返す。

何か考えるきっかけになれば、この映画の意義は大きいだろうと思う。

 

これから小説も読みます。

さらに理解を深める為に。

 

今日もお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

カバーですが、今日の私の好きな一曲です。