Amazonプライムで「MINAMATA」(水俣)が目にとまり、鑑賞いたしました。
「水俣病は、熊本県水俣市の新日本窒素肥料(以後、チッソ)が32年からアセトアルデヒド生産工場の排水を海に垂れ流し、そこに含まれていた水銀が生じさせた病だ。56年にその発生が公式に確認された。食物連鎖を通じて地元の魚介類を食べる人々が発症」
知っているつもりではいたが、こうして映画を見て、
改めて自分が忘れかけていた事、
終わった事件だと思ってしまっていた事に気づきました。
それは大きな間違いで、まだ訴訟は継続中、今も終わってはいません。
主人公のライフ社の写真家に扮しているのは、あのジョニーディップです。
(少し長いですがお時間があれば)▷↓
と同時に、このような化学薬品汚染で引き起こされる病気(公害)は、
数え切れない程、世界中で起きています。
映画の最後のテロップで紹介されています。
私達人間は今日ある生活向上を当たり前のように享受していますが、
(昔は農作物も虫だらけ‥‥)
それと同時に自分も沢山の見えない戦争を何処かで、仕掛けていたのかもしれない事を
わかっていません。
もっと学んで、後世にも伝える義務もありそうです。
もう後戻りができない、本当にできないのか?難しい問題です。
大事な事はマスコミ統制により隠されている。
企業を守るため?
この映画でわかる事はそのほんの一端でしかないかもしれませんが、
色々考えさせられるという点で、
近年稀にみる優良映画だと思います。
こんなお菓子を頂きました。
「この世の中には、悲しみや辛さを逃れる方法などないものだ。
思いつめたあまりに分け入ったこの山の中にさえ、哀しげに鳴く鹿の声が聞こえてくる。」
今日もありがとうございました。