もう 誰の声も聞きたくない。
誰からも。 なにも。 学びたくない。
私は、私の中に沈んでいく。
深く、深く…。
どこまでも。
『わたし』という人格までも越えて深く。
からだの奥深く、
深海の底まで落ちていきたい。
想像もできないようなその場所は、
真実が眠る場所。
すべての創造の源が、 そこにはある。
その世界に住みたい。
そして 誰の声も届かなくなった時。
やっとあなたの真実が見える。
あなたのからだの声が聞こえる。
それだけでいい。
それこそが私のすべて。
自分との葛藤があり、 世間との折り合いがあり。
こんなにも時間がかかってしまったけれど。
やっとたどり着いた。
すべての力を出しきって、
やっと、やっと。
この場所を手に入れた。
今は疲れきった戦士のように。
おやすみなさい。