unexpected 2
「なあ、松本。」
「なに?」
「お前、ジョニーズのプロジェクトの話聞いた?」
「ああ!それな!俺もさっき聞いてさ。マジすごくねー?
こんなペーペーの俺らがこんな一大プロジェクトに関われるなんて!!
マジ嬉しすぎて超興奮してんだけど。
あー、彼女に話したらきっとめっちゃ喜んでくれんだろうな~。
「じゅんくん、すごいね♡♡カッコいい♡ってさあ、
もう、めっちゃ可愛いんだか」「…そんなのどうでもいいわ!」
「なんだよー。でも、ごめん、おまえ振られたばっかりだもんな」
「うるさいわ!振られた言うなっ!
振られたんじゃなくてただ別れただけだっつーの。」
「ごめんごめん。
それはそうとさ、早速、例のジョニーズの
100年に1度の逸材とやらの撮影があるから、
今からそれを見に行けって大野次長が言ってた。
実際見て、感じた印象をプロモーションに活かせって。」
「今から?もう16時だけど…」
「ああ。直帰でいいってさ。ほら、行くよ。」
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その、「100年に1度の逸材」とやらが撮影をしているというスタジオのある
ビルに到着した。
「ここだな。」
そう言って車を降りおもむろに歩き出す松本について行く。
「すみません、Storm社の櫻井と松本と申します。
本日、撮影を拝見させていただく事になっていたのですが…」
「櫻井様、松本様、お伺いしております。
お待ちしておりました。こちらでございます」
そういって、撮影スタジオに案内された。
しばらく座って待っていると。
「MASAKIさん入りまーす!」という声とともに
一人の男性モデルが入ってきた。
…俺は、目を奪われた。
「MASAKI」と呼ばれた彼が、あまりにも綺麗すぎたんだ…