櫻葉❤
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Side S
「ただいま~」
「っしょうちゃん!!!」
玄関を開けたと同時に
リビングの扉が開いた。
「ww びびった~」
「しょうちゃーーーん」
相変わらずシャツ1枚で
俺の名前を呼びながら走ってくる雅紀が
めちゃくちゃ可愛くて
慌てて鞄を下に置くと
そのまま
抱き着く雅紀をぎゅうっと力いっぱい抱きしめた。
「あ~~~~~っもうっ、、、っしょうちゃんっ」
「ww はいはい」
小さい頭を撫でると
サラサラの髪が気持ちいい。
「さみしかったーーー」
「俺もだよ」
「ウソだーーー」
「ww 嘘じゃねーし」
「じゃあちゅうして」
「ww」
言われなくてもしようとしてたキスを
雅紀のご希望通りに最初から深く
舌 を絡 めてやる。
「んはっ・・ぁ・・・」
2日ぶりのキスにト ロンとする顔が
あまりに雅紀らしくて
顔のニ ヤケがとまらない。
わざとその細 い腰 を引き寄せると
もう半 勃 ちしてる膨 らみに
太 ももを擦 りつけるようにした。
「もうちょっ と勃 ってんじゃん」
「当たり前でしょ」
「ひとりでシてた?」
「ひとりじゃ上手く出来ない」
「オモチャ置いてってやっただろ」
「そんなの、、、しょうちゃんの代わりになんない」
ぐりぐりと
胸板辺りに頭を押し付けてくる雅紀の
後頭部あたりにキスをした。
雅紀と付き合ってから
はじめて
2日間この家を空けた。
出張が決まったとき
雅紀はわかりやすくふてくされて文句を言った。
そういう雅紀に
俺は嫌気がさすどころか満足しかしない。
もう俺だけでいいと言った雅紀は
その言葉を実に正確に
いつも表現してくれる。
そういう雅紀を
俺はますます好きになっていく。
だから出張前、
イヤってくらいに抱 き潰 してやったのに
出張に出るその朝には
わかりやすく落ち込んで
それでも
いってらっしゃいと言って送り出してくれた。
「んぁ・・・っ・・・」
いまだ玄関先で
2日ぶりに味わうキスは
どこかいつもより甘い。
「部屋行こう」
「ん・・・」
抱き着いて離れない雅紀を
まるで引きずるみたいにして
見慣れたその部屋に入った。