櫻葉❤
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*2018年6月30日アップの上げ直し
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Side A
「はぁ、、、」
楽屋に戻ればなんとなく、、、ため息が出る。
昨日と、、、今朝。
いつもなら夜も朝も
しょうちゃんと肌を合わせる。
そりゃあお互い忙しくて
どっちかが早く出る時は
どうしても顔が合わせられない時もある。
でも、、、それでも。
朝も夜も何にもしないなんて、、、
たぶん始めてだ。
あの日。
しょうちゃんがオレをラグの上で抱きしめてくれて
初めて繋がった
あの日から。
本当にもうほとんど一緒にくっついてる。
裸で。
毎日。
、、、毎晩。
【しばらく、、、え っちしたくない】
、、、、、
久しぶりに、、、
本当に久しぶりに
キスだけ。
それも、、、お風呂も一緒に入らなかったせいで
いつもよりかなり少ない数の。
無意識に
唇に手がいく。
とくに今朝は
しょうちゃんの出て行く時間が早かったせいで
顔も見れなかった。
「、、、、、ふぅ」
一日目でこれって、、、ホント、、、
オレやばくない?
自分で決めたことだけど、、、
耐えられるかな、、、
「はぁ、、、しょうちゃん、、、」
目を閉じなくても
あの紅い唇が目の前にチラついて、、、
ーー雅紀ーー
ーー好きだよーー
声がする。
ーー雅紀ーー
ーーもっと見せて?ーー
ーーココ、、、すげー膨 らんでてヤ ラシイね、、、ーー
ーーほら、、、奥まで入 った、、、わかるだろ?ーー
「っ・・・・」
身体の内側から
ゾ クゾクするなにかがこみ上げる。
ソコが熱を持つ。
「、、、しょうちゃん、、、」
思わず
唇に這わせていた自分の指をかんで
ぎゅっと目を閉じた。
身体の奥から湧き上がる
その熱を
ごまかそうと必死で。
「はぁ、、、」
、、、それなのに
前も後ろも、、、
なかなか治まらない。
でも、、、
ダメ。
しばらくしょうちゃんとえ っちはしない。
自分で決めたことだ。
「、、、」
、、、肌に触れることは出来なくても、、、
ちゅうは、、、
せめてちゅうくらいはしたい。
唇に指を這わせたままで
今日は早く帰ろうと心の中で思っていた。