櫻葉❤
ご理解ある方のみおすすみください☆
初めての夜 の続き、、、ですが
単発でも読めると思います☆
*オトナ要素アリ
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Side S
気もちのざわつきはそのままで、
頭をタオルで拭きながらリビングに戻れば
「あ、ちょうど出来たとこだよ~」
いつもの笑顔で迎えてくれる相葉くんに、、、
思わず腕を引っ張ってキスをした。
いつもだったら
一緒に湯船に浸かりながら何度もするその分を
まるで取り戻すみたいに唇を塞ぎ続ける。
「っ・・・はぁ・・・しょうちゃ・・・も・・・食べよ」
「・・・ん・・・」
、、、よかった
拒否られたらどーしよーかと思った、、、
少しホッとした。
キスが出来ただけで
ざわついた心が少し落ち着いた。
「「お疲れ~」」
いつものようにビールを飲んで
笑いながらたわいもない話をして、、、
最初はなんだかそわそわしちゃって
普段通りを意識的に意識した。
でも
キス出来たことで落ち着けたところもあってか、
ビールの力もあってか、
いつの間にか風呂のことなんて忘れるくらいに
普段と変わらない二人の夕食だった。
いつものように
食べ終わったお皿の片づけだけは手伝って
いつものように
キッチンで相葉くんに軽いキスをする。
「っん・・・しょうちゃんっ・・・もう洗うから・・・」
「ん・・・先いってんね」
「うん」
このあと
ベッドで何度だって出来るとわかっていても
離れるのが惜しくて
いつだって相葉くんに言われるまで離れられない。
このやり取りもいつもと一緒。
洗い物をする相葉くんを置いて
先にベットルームに入ったときには
シャワーのことなんてすっかり忘れて
気分よくベットに寝転がった。
ベットの上で本を読みながら相葉くんを待てば
「お待たせ~」
いつものようにそのドアを開けて入ってくる。
「お疲れ。ありがと」
「ん」
いつもの場所に相葉くんがゴロリとなれば、
やっぱり
いつものように
自然と
当たり前のように
手が伸びる。
柔らかい唇
しなやかな身体
潤んだ瞳
どんだけキスを繰り返して
どんだけ身体を重ね合っても
衰えるどころか
ますます好きが溢れてきてる気がする。
寝転がった相葉くんを
すぐにこちらに向かせて
最初から深く
唇を重ねた。