櫻葉❤ぼくのなまえきみのなまえ 9 | 櫻と葉っぱの物語❤

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櫻葉❤
ときどき大宮☆

こちら側の方のみいらしてください☆

【2017年11月開設】

ファン歴非常に浅いため、
諸所おかしなところがあるかもしれません。

ご愛嬌と優しく許してくださったら幸いです。

【お話の内容転写利用、画像利用などお断りします】

 

 

櫻葉❤

 

 

 

 

ご理解ある方のみおすすみください☆

 

 

 

 

 

 

 

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Side S

 

 

 

 

 

 

「…っ…ぁ…」

 

 

 

涙が溢れて止まらなかった。

 

 

 

一瞬で思い出した昨日の景色が

まるで夢なんじゃないかと思えた。

 

 

 

けれど

自分の肩をたたく相葉君を見て絶望する。

 

 

 

相葉君の手首にははっきりとその痕があり、

この部屋のいたるところに

その形跡が残されている。

 

 

 

 

 

これは夢じゃない。

 

 

 

 

来ないで、、、

 

 

見ないで、、、

 

 

 

 

「しょうちゃ」

 

 

 

 

 

後ずさりながら思う。

 

 

 

 

 

ごめん相葉君、、、

 

 

 

ごめんね、、、

 

 

 

でも、、、

 

 

 

 

 

心の中の自分の真っ黒なその感情に

ひどく驚きながら。

 

 

 

 

自分がこんなにも

ひどい奴だとは知らなかった。

 

 

 

 

身勝手にもほどがある。

 

 

 

それでも、、、

 

 

 

 

 

「…来るな…来ないで…」

 

 

 

ほどなくしてベットにあたり

行き場をなくす。

 

 

 

泣きながら首を振る俺に

相葉君はゆっくり近づいた。

 

 

 

「しょうちゃ、、、」

 

 

「……っ…」

 

 

 

 

見れない

 

 

 

でも、、、

 

 

 

 

身勝手なオレは

涙を流しながら

 

 

 

相葉君の近づく音に安堵していた。