20代の若い患者様が1人いらっしゃいました。
意識は目を開けるけれども、コミニュケーションはとれませんでした。
お母様は毎日毎日面会にきて、娘の体をマッサージしていました。

正直回復の見込みはなく、入院期限がある病院では時期が来れば転院をしなければなりません。

紹介はしますが御家族にとっては、慣れ親しんだ病院からの転院はなかなか容易い事ではありません。

変われるものなら変わってやりたい。
もっと早く気づいていればこうならなかったのに…

発する言葉は、後悔や自責の念しかないお母様。
私にも子供がいるので、痛い程きもちがわかり仕事中なのに涙が止まらない事もありました。

介護の現場にもいましたが、年老いて無くなる母を見送る娘とは明らかに違います。

親子の絆、夫婦の絆を、みせていただいた時期でした。
1日1日が病状変化の恐怖と戦う御家族をみてきたから余計に感じます。

命をもっと大切にして下さいと。
みんな、生まれてきたんです。