奇跡を信じるのは
祈る事に似ている。

夢を見る事に似ているけど
もっと実現しにくくて、
偶然が何個も重なるような事。

絶対叶わない夢とでもいうのかな。

私の中にも、まだある。
叶わないと知っていて、
いつも心の底にある願い。

そういう願いがあること自体、
自分を笑いたくなる。
知恵の輪を解くみたいには、
スルリと答えのでない祈り。

でもずっと祈りつづけるように思う事。
別の祈りが見つかるまで、
目の前に奇跡が起こると
信じる自分がいる。

もしかしたら一生。
もしかしたら明日。
いつまで祈るかは、
誰にも決められないけど、
ここからずっと、
送りつづける。

言葉に隠して、
歌に隠して、
そっと、
いつまでも。

奇跡が起こると信じる。
いつか…と祈る。

自分がもういいと納得するまで。
奇跡なんかないんだと、
納得できるまでずっと。

小さな奇跡を見たからかもしれない。
人混みのなか、
壊れた傘をにぎり、
泣きそうな自分を
見つけ出してくれるような、
小さな奇跡を、
もう一度見たいだけ。

傷ついたガラスの腕輪を、
綺麗にしてくれるような
優しい奇跡を見たいだけ。

何が真実か分からないけど、
奇跡を祈る心は本物。
何が正しいかも、
今は分からないけど、
キラキラ光る
何かを見たのは真実。

だから奇跡が起こるのを
祈るように胸に描く。