朝6時に起床し、ツアーの集合場所へ。
荷物が重いのでホテルのマネージャーに運ぶのを手伝ってもらう。

天気はあいにくの雨。オートアトラスも雪だって。7時集合だけど特にツアーの人もいない。まぁ8時くらいまでは来ないかもなと思ってたのでコーヒーとクロワッサンを買いに近くのカフェへ。

同じく待ちぼうけのアメリカ人デールと会話。若干お怒りの様子。ヨーロッパやアフリカでonタイムはなかなかないあせる

30分ほどして担当者現る。どうやら天気のせいで、人が集まらないみたい。デールが英語でめっちゃきれてる。いいなぁ英語話せれば私もいろいろ言えるのに。。

なんだかよくわからんが、とにかく追加で200DH払えばすぐに出発できるらしい。もともと2人でツアーを催行する場合の最低料金は1人1850DHだったから追加払ったとしても1100DHでお得。朝一で交渉もめんどくさいし、即決する。おじさん満面の笑み。

結局日帰りツアーのデールが途中まで同行するとゆーことで出発進行アップアップ
トライバーはユセフ。助手席には謎の女性。
ワゴンだからゆったり楽々ー。
photo:01
母なるアフリカの大地ならではの壮大な景色。オートアトラスは大雪で日本より寒い!!
雪の中で一瞬写真撮影。アトラスを越えると天気は完全に変わり、晴れ間が広がる。
よかったよかった。

その後、途中よったお店でプリングルス3色を大人買い。
むしゃむしゃ食べながら、日本から持ってきた音楽をかけようとしたとき、ユセフが大音量でLADYGAGAを
ながしはじめる。

こっちは細々とビートルズをかけると、デールがちょっと話しかけてくれた。
やっぱり音楽は世界共通だね!デールはカリフォルニア出身で、一人旅中らしい。
Sととりとめのなく、とても楽しいおしゃべりを続けること1時間。アイト・ベン・ハッドゥ到着!
といってもユセフが何も教えてくれないからこれを知ったのはそのあとのこと。
1時間あるからランチに行ってきていいよーと言われたから、車を降りようとしたそのとき、
脚をすべらせ、指を負傷。

そしてデールは一人でずんずん進んでいく。
とりあえずついていくと、すごい遺跡が。これ行くべき?どうしたらいいの?指から血でてるし・・・
と思ってたら土産物屋の男の子が心配してカットバンと大げさにも包帯をまいてくれる。
そこへ「どうしたの?」とでてきたのが日本語ペラペラガイド・ハッサン。
ハッサンは茨城で何年か雑貨屋さんをしていたらしい。

ただでガイドしてあげるよと親切に案内してくれる。
『ここはバベルやグラディエーターの撮影地だよ。電気も水道もガスもないけど今でも数家族のベルベル人が暮らしてる』ってユセフ教えてよ!!!!


photo:02


お茶をごちそうになって、民族衣装を着て記念撮影までしてくれて何から何まで親切なハッサン。

彼に出会わなければ世界遺産を完全スルーするところだった汗汗

こういう遺跡はアフリカならでは。ヨーロッパやアジアでは見れない景色。

photo:03
これからメルズーガ砂漠へ行くのだと伝えるとなんでザゴラにしないの?あそこは観光客の行くところだよ。
田舎が一番!僕は東京も好きじゃないから茨木にいたんだと笑顔でいろいろ説明してくれる。
ケチな私たちもさすがの親切さに気前よくガイド料をプレゼントすることを決意。
帰り際にさっと渡すと、にこやかに見送ってくれた。向こうから要求してこないとこっちもぜひ渡したくなるな。
そのあとワルザザードへ向かいランチ。

photo:04 ここでも全然美味しくないトマトスープ。モロッコではスープを頼むと100%これがでてくるらしい。もういらない。

photo:05 タジンは何を食べても美味。

ワルザザードからホテルに向かう途中でデールとはお別れ。
結局一緒に一枚も写真撮らなかった・・・。さよならデール。
その後1時間ほど行ったところで謎の女性も途中下車し、ユセフと3人に。
もうユセフのことは完全に無視。
時々ユセフなりのフォトpointで車をとめてくれるけど、いまいちセンスもなく、降りたいところで停めてくれないし
どんどん株がさがっていく。

これはユセフおすすめのモンキーフット。ここは気持ちよかった!

photo:06


ホテル着後は、着替えをすませ、またもやミントティーをいただきディナーまでゆるゆる。

ホテルでの夜も長かった。