2016プロ野球もいよいよ大詰め、今日か明日にも日本一が決まろうかとしています。
数々の劇的勝利を収めてきた広島カープ、奇跡の大逆転で勝ち進んできた日本ハムファイターズ。まさに今年のプロ野球を締めくくるに相応しい熱戦を期待しています。
 
さて、我らが横浜DeNAベイスターズの2016年はと言えば、
シーズン序盤にして最大11の借金を抱える圧倒的最下位から一転、安定した投手陣と火がついたら止まらない打撃陣の活躍で(主に奇数月だけ)快進撃を見せ、終わってみれば11年振りとなる3位Aクラス入りを果たしました。
 
そんなベイスターズの2016年から、私が個人的に選んだ名場面、ベストゲーム動画をランキング形式でまとめました。
今年は例年以上に見応えのある試合が多く、選りすぐるのが大変でしたが、これだけ見たら横浜優勝したんじゃないかと思うようなラインナップとなっております。
ベイスターズファンのみならず多くの野球好きにご満足いただければ幸いです。
(※野球動画のため、突然大きな音が出る場合がありますので充分ご注意ください。)
 

第10位 背番号5の継承者 (倉本寿彦#5)
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5月12日 中日戦(横浜)
華麗な守備力に加え粘り強いバッティングで不動の遊撃手レギュラーとなった二年目・倉本寿彦の前に延長10回裏無死満塁、一打サヨナラの大チャンス。かつて憧れた横浜の背番号5との誓いを胸に、明日の星をつかめよ、倉本その手で!
 
第9位 3万人のヤスアキJUMP! (山崎康晃#19)
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7月15日 オールスター戦(横浜)
昨年の新人王にとって今年は不甲斐ない投球が続いていた。しかしどんな時でも、マウンドに上がれば大歓声が彼を迎えていた。ファンを、仲間を、そして自分を信じて小さな大魔神よ今日も行け。横浜スタジアムの9回はお前のものだ、山崎ヤ・ス・ア・キ!
 
第8位 鯉さえ凌駕しちゃう!? (野川拓斗#58)
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4月20日 広島戦(横浜)
Tell Me Why?賛否問いたい この熱い球場の最中 そう耳に馴染みある アニソンがかかるミラクル ねえもっと投げたい この胸が高まる試合 もはやファンさえ魅了しちゃう 新しいネタキャラの予感 今日もSOS 駆けつけて来てね拓斗 レスキュー!
 
第7位 TSUTSU GO!! (筒香嘉智#25)
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7月22日 巨人戦(横浜)
今シーズン二冠王に輝いた横浜の四番・筒香嘉智。7月は打撃絶好調で連日ホームランを連発する。今日の試合も一本放って迎えた延長12回裏、恩師中畑前監督も見守る中、前人未到の3試合連続マルチホームランをサヨナラ勝利で飾れ!
 
第6位 二死満塁だぞ須田君 (須田幸太#20)
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5月28日 広島戦(横浜)
好投を続けていた先発のルーキー今永だったが7回表に広島打線に捕まり一点差に迫られなお満塁のピンチを迎える。一打出れば逆転を許す緊迫の場面でマウンドを託された須田幸太。絶体絶命の場面に臆することなく、魂のストレートが唸りをあげる!
 
第5位 投げる哲学者 (今永昇太#21)
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8月7日 中日戦(横浜)
須田の好リリーフに助けられて以降も今永はなかなか勝ち星を伸ばせずにいた。そして迎えたヨコハマスターナイト第3戦、またしても満塁のピンチを迎えた今永。しかし、今日はマウンドを譲らなかった。クレーバーで冷静な発言とは裏腹に、熱い思いのこもった全力の一球を投げ込め!
 
第4位 タッタタラリラー (エリアン#42)
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7月6日 ヤクルト戦(横浜)
今シーズン途中から横浜に入団した新助っ人・エリアン。明るく陽気な男はいつもチームのムードメーカーだった。そんな男が迎えたのは8回裏1点ビハインドながら二死満塁の大チャンス。敗戦ムードだったチームを明るく照らす、最高の花火を打ち上げろ!
 
第3位 永遠の番長、よろしく! (三浦大輔#18)
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9月29日 ヤクルト戦(横浜)
横浜一筋25年の現役生活にピリオドを打つハマの番長・三浦大輔の引退試合は最後まで真剣勝負の場だった。6回を投げ抜き119球8奪三振10失点、ボロボロになりながらも最後のマウンドへ向かう男の背中に、ファンから、仲間から、球場全体から大歓声が送られる。
 
第2位 進撃のマシンガン (宮崎敏郎#51)
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9月24日 巨人戦(横浜)
11年ぶりのAクラス入りを果たしたベイスターズだったがその闘志が緩むことはなかった。この日も2位巨人を前に4点差を付けられるも驚異の反撃を見せ同点に追いつく。2位浮上、勝率5割、番長三浦への思い…。様々な思いをバットに乗せて打席に向かうのは今シーズン大ブレイクした天才打者・宮崎。その一打で勝利を掴み取れ!
 
第1位 満身創痍 (梶谷隆幸#3)
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10月14日 広島戦(広島)
初出場となったクライマックスシリーズを見事ファイナルステージまで勝ち上がったベイスターズだったが、その代償はあまりにも大きかった。決戦前に主力が相次いで怪我、そして相手はリーグ優勝を果たした最強広島カープ。絶望的な状況の中負ければすべてが終わる一戦の舞台には、怪我をおして出場するベイスターズナインの姿があった。肘痛の石川が、肉離れの須田が、そして骨折の梶谷が執念の好プレーを見せる。この一年間戦ってきた選手達の、声援をくれたファンの、ベイスターズを愛するすべての者達の思いを受けて、戦え、横浜DeNAベイスターズ!
 

いかがでしたか。
総じて言えることはAクラスやCS突破などの目標に、ここ一番の勝負どころに向かえば向かうほどチームが一丸となって戦い、そしてより一層強くなっていった一年だったのではないかということです。
十数年ファンを努めていますがこんなに強いベイスターズを見たのは初めてです。
それは戦力が充実してきたことはもちろんですが、選手一人一人の勝負への姿勢や執念、そして連日スタジアムを満員にしたファンの大歓声からも感じられました。
今年は3位でした。しかもCSで巨人を破りファイナルまで辿り着きました。来年目指す場所はもうただ一つです。
来年はこのランキングにベイスターズのリーグ優勝、日本一の瞬間が入ることを信じて止みません。

今シーズン、多くのベイスターズ選手達がキャリアハイの成績を残しました。私にとっても同様で、これまでを遥かに上回るペースで球場に足を運びました。その数25回。横浜戦は10勝10敗。
ランキングにも挙げた劇的な試合を目の前で観られたり、友人達と楽しく観戦したり、オールスターにも初めて行きました。
 
この一年間、
一緒に野球を楽しんでくれた人、野球の話題で盛り上がってくれた人、野球のつぶやきばかりなのに反応してくれた人…
熱い闘いを繰り広げたライバル球団の選手達、
そして、横浜DeNAベイスターズ。
 
野球と、野球に関わる全ての人たちに
ありがとう
 
来年も野球が楽しく盛り上がる一年でありますように