私にとって、コスメなんてコジャレた言葉は、つい最近です。
あくまで、意識の上では「お化粧」でした。
我が家のお化粧に対する教え。
「若い頃には、お化粧など必要なし。 肌がきれいなんだから、それで勝負せよ」
…おかげで、とても素直な我々姉妹のコスメ意識はとても低く、服装の趣味もとても地味に育ちました。
小学校5年の終わりごろ~中学1年くらいまで、結構ニキビが酷かったりしたんですけれど、その時も、
「いじってはダメ。 こまめに洗顔すればよろしい」
とかいう感じに言われて、こまめに洗顔(洗顔料なし)していましたが、他に特になにかつけるとかは皆無でした。
そんな状態で、高校時代も、朝晩や汗をかいた時に洗顔する(しかも水のみ。)以外には、何もしませんでしたねえ。
現代の(一部都会の)高校生とかには信じられない状態でしょうね。
就職してからも、ほぼ似た様な状態。
(某コミュに入ってるので、高校バレバレなんで、母校の名誉(?)のために言っておくと、進学率は100%近い学校です。姉は進学しましたが、私は色々理由があって就職しました…決してどこにも入れなかったワケではありません。 念のためw)
新人研修の時、短大出のお姉さま方が、見かねて朝晩色々教えてはくれましたが、結局面倒で、せいぜいルージュをひくくらいしか覚えませんでした。
化粧水と乳液の違いとか、つける順番も分かりませんでした…面倒で(爆)
つけるといえば、日焼け止めくらい? (←?って何だ。 ひとごとかっ)
そんな状態でも、20代後半まで「肌きれいねー」なんて、結構言われてたわけです。
これはひとえに、10代の頃、ヘンに化粧したりして肌を傷めなかった…ということに由来するのでしょう。
親の言葉とナスビの花…とは、よく言ったモンです。
(↑この諺知ってる? 『親の言葉とナスビの花は、千に一つも無駄はなし』って言うんだけど…)
地味に育ったことに対するクレームが無いわけじゃないけど。
で、30過ぎる頃から、やっぱり乾燥したりシミが少しずつ気になってきたワケよ。
(↑おまえは桃井かおりかっ)
しょうがないから、化粧水を使うようになって。
美容部員さんの言うことにしたがって、化粧水と乳液を両方使うようになったのは、ほんとにここ2~3年。
しかも毎晩とかはとても面倒でやってません。(←現在進行形・爆)
乳液の役割が、「化粧水で補った水分を肌から逃さないためのフタ」だという事を知ったのは、つい2ヶ月くらい前の事だ。
(乳液には他にも役割があるのかも知れないが、もう面倒で覚える気なし)
こんな状態なので、フルメイクなんて、滅多にしません。
だからといって、お手入れとかメイクがキライな訳ではないんですよね。
お手入れしてれば気持ちがいいし、お出かけの時なんかに、メイクするのも楽しい。
ただ、メイクの仕方によっては、さほどぬってなくても、派手な厚化粧に見える顔立ちらしいんですね…私。
(注:元の顔は、非常に日本人的な地味顔です)
だもんで、それが嫌で、あまり塗らないのです。
とはいえ、ネイリストになりたい…と思うようになってからは、美に関わる仕事をする以上、多少なりとも小奇麗にしていないとまずかろう…という意識が芽生えました。
なので、スキンケア(パックとか、食事とか、マッサージとか…)の情報などを意識して集めるようにはなりました。
実践するかということは置いておく、というところが問題ですけれど。
あ。
そういえば、今日は歯医者に行ったのに、日焼け止めまでの手入れしかせずに出かけちゃったわ。
…まーいいか。 近所だし。(徒歩2分)
……
…こう考えると、やっぱりあんまり進歩ないんですかね…
わたくしが、ウツクシクなる日は来るんでしょうか……