ホワイトバンドをずっと探していたんですが、あちこち売り切れ…だったので。
ついにネットで購入する事にしました。(「オックスファム」http://www.oxfam.jp/hottokenai/whiteband.htm
)
某ブログで知り合った人のから教わったサイトです。
オックスファムのページによると、『このキャンペーン自体は、途上国の貧困に苦しむ人たちから始まっており、ホワイトバンドの販売も先進国だけではなく、世界各地で行われています。』という事で、自らが貧困から抜け出そうという、強い意志の表れのようです。
ですから、「白」には、
・「経費も材料費もかけず、どんな材質(紙や布)でも」作りやすい。
・どんな貧しい国でも、誰でも、色々な物(バンドだけでなく、身につけるものなら何でも良い)に加工ができる。
・「貧困をなくそう」という、強い意志を表現できる。
といった意味があるようです。
意志を表現したいだけならば、自分の身近な布などで、ハチマキをするのも立派なホワイトバンド運動への参加なのだとか。(日本でそれをやる人は少ないでしょうが…)
「世界的貧困をなくそうという意志を広める」という目的には、立派に参加しているのです。
ですが、「ホワイトバンド」を購入すれば、購入価格300円のうち、『素材や物流にかかる経費100円を省いた残りの200円』が、この団体から途上国への支援に使われるそうです。
より一歩踏み込んだ参加ができる、というわけです。
世界の貧困に対する、ささやかな私の貢献。
私にも、誰かを救う手助けができるんだったら、やっぱりしておきたいと思う。
よく、こういう事業を「偽善」だの「自己満足」だの、「根本的解決にはならない」という言葉を使って批判する方もいるようだ。
だけど、実際に貧困にあえいでいる人たちにとっては、偽善的自己満足で、一時しのぎのことであったとしても、「今、食べる物が、薬が欲しい」という切実な願いが少しでも叶えられるなら、それに込められている思いは何だって良いって思うだろう。
(実際の活動が食糧支援や医療支援なのかは分かりませんが)
もちろん、善意に対しての感謝はあるだろうけれど。 そんなこと考えられる余裕なんかない状況にあると思う。
この運動に参加した私達が、実際に自分のお金がどの人たちへの支援になった…という具体的なものを確かめる事は難しい(世界的な運動なので)。
それでも、少しでも助かる人たちがいるというのならば、それでいいんじゃないかと思う。
確かめる事が目的じゃないんだから。
…しかし。
前述の方のブログで、この「ホワイトバンド」をオークション販売している人がいることも知ってしまいました。
見てみると、日本のではなく、外国のホワイトバンドでした。
オークションにかけているくせに、「正規品」とか書いてあること自体が、趣旨を完全にハキチガエテルと思う。
これを出品した人は、何を考えているのか。
落札希望者は、何のためにこれを購入するのか。
意思表示なら、わざわざ高いオークション品を買わなくても、他に方法があると思うんです。
傍目には、「外国で購入したのかも…」と思うかもしれないけど、そう思われようが、どうしようが、事実はあまり感心できたものではないと思うのですが。
…まあ、それも個人の自由、考え方の一つではありますけれど。
私は、私の手の届く範囲内で。
出来る事をやりたいと思っています。