1人目の出産から約一年。
想定外にたった一度のタイミングで妊娠をした。

うーの次の子だから、
くーだねって夫と話してた。
予定日はぶーちゃんと同じ4月。
うーの時は感じなかったけど、
今回のくーちゃんはぶーちゃんが帰ってきてくれたんだと何となく思った。
ぶーちゃんの名前を桜ちゃんって勝手につけてたから、さくらのくーちゃんだとも心の中で思ってた。

たまたま夫の夏休みと重なって、
色々旅行の計画を立てていたけれど、
さすがに海外旅行はキャンセルする事になった。
でも国内の大阪旅行は無理しない範囲で行こうということになった。

宇都宮旅行から帰ってきた翌日に、生理が来ないことが気になって妊娠検査薬を見たら陽性で次の日に病院へ。
ただ、7週のはずなのに1センチ程度の胎嚢しか確認できず、かなり小さい。
ネットで検索魔になって調べると、
どれも排卵日が遅れていたらそういうこともあり得ると出てきた。
でもタイミングが一回だと大体の排卵日は特定できるし、やっぱり成長が遅すぎると思った。
ぶーちゃんのことがあったから、
これは期待しすぎずに過ごそうと決めた。

また2週間後に健診をすることになったが、
初診から1週間後にピンクっぽいおりものが出るようになった。
大阪旅行中だったので不安に思いながらも、
子どもの世話は夫に任せ、できるだけ座って過ごした。でも歩きすぎちゃったかなあ。。
その後はどんどん鮮血になって、
量は減らずに5日ほどナプキンが必要なほどの出血が続いた。

大雨の日で外出は難しいかと思ったが、
なぜだか今日は絶対に行かなきゃいけない気がして、早めに病院に行った。
そこで赤ちゃんは小さいながらも心拍が見えた。
でもかなり小さいし、出血もあるからまた3日後に病院に来るようにと。

それからは極力家事と子どものお世話は夫にお願いして、
ソファに寝転がるように。
それでも出血は止まらないし、だんだん血の塊も出てくるようになり、今度こそもうだめだなと思ってた。

診察日がやってきて、
夫に病院まで車で送ってもらい、
私の診察の間に子どもをお昼寝させてもらった。

ようやく私の診察の呼び出しがあり、
ドキドキしながら診察台へ。
エコーに映し出された胎嚢を見て、
あぁ、またダメだったなと分かった。

先生もしばらく無言でエコーを見てから、
他の先生と話して「いないね」って話出し、
赤ちゃんが見えなくなってるし、胎嚢が崩れてると説明される。

先生に初期の流産は防ぎようのないことで、
お母さんが何をしたから流産になったということはないからねと話されて、
散々知っている知識ではあるし、初診時から覚悟していたことだけどやっぱり涙が出てきた。

今日中に大量出血して赤ちゃんが出てくる可能性もあるけど、明日には手術をしましょうということになり、手術の説明をされる。
あー前にも同じこと聞いたなーとぼんやり聞く。

幸いにもうーはのんびり車の中でお昼寝をしていてくれて、私は少し病院の個室をお借りして泣かせてもらった。
帰宅後はうーの手前、わんわんとは泣かないけれど、ポロポロと涙が溢れてくる。
それでもうーは気にせず私に絡みついて甘えてくる。
そして初めて私たちの歌に合わせて、ゴーゴーゴー!と話してくれた。
私は泣きながらも思わず笑みが溢れる。

ぶーちゃんの時はただひたすら悲しみに暮れて泣いていたけれど、今回の私たちにはうーがいる。
それだけでわが家はとても明るくなった。
悲しむ間もなくうーのお世話がやってくる。
もちろん悲しいには変わらないけど、
ぶーちゃんの時とは全然違うと思った。

こんな経験を繰り返すと、
うーが元気に生まれてきてくれたことが、
どんなに素敵で素晴らしいことかということにも、
改めて気付かされる。

そんな風に夫と話しているうちに、
カフェタイムにでもしようとソファから立ち上がったところ、
ドロっと大量の出血を感じた。
慌てて風呂場に駆け込んで、
パンツの中を確認すると、
ナプキンの上に大量の血の塊が。

夫に袋や代えの下着やナプキンを持ってきてもらい、血の塊を袋へ。
ようやく落ち着いて病院へ電話をすると、
再度病院へ来るようにと言われる。
うーがお昼寝中なので起きたらまた病院へ行こうと、とりあえず淹れてもらったコーヒーを飲んだ。その後立ち上がるとまた大量の出血を感じ、風呂場へ。
さっきよりも血の塊が多い。それも袋に詰める。

そうこうしているうちにうーが起きたのでまた病院へ。
車を降りた瞬間にまた出血。病院のトイレに駆け込むとそこまで出血はしていなかったけど、一応それも袋にいれているうちにトイレの中に大量の塊が落ちた。
さすがにそれはすくいだせないと思い流してしまった。

その後すぐに診察に呼ばれエコー。
胎嚢はきれいになくなっていた。
でも私が集めた血の塊には赤ちゃんの組織がないらしい。エコーでも見えないのでどうやらトイレに流してしまったらしい。
ちゃんとナースコール押してすくいだせば良かったのかなと後悔、、
とりあえず明日の手術はなくなった。
手術は身体の負担も心のダメージを大きいから受けたくないってずっと思ってたから良かった。
出血の痛みも強めの生理痛くらいで、
ネットで見てたような耐え難い痛みというほどでもなくて良かった。
最後までくーちゃんは親孝行な子だったな。
なのにトイレに流してしまって申し訳ない😔

出血が落ち着いたら、
どっと疲労感がやってきた。
小さな出産だったのかな。
帰ってきてからは、家事や子どもの世話は全て夫に任せて横にならせてもらった。

なんかこう振り返るとあっという間な1日だったな。
来週元々予定してた温泉とプール旅行行けるかな。
お酒も飲めるといいな。

自然排出してくれなかったら、
明日は地獄の手術だったからほんと良かった。
分娩の痛みはわが子に会えるから耐えられるけど、
手術の痛みは辛いだけだから2度とやりたくないと前回強く思った。

初期流産は誰も悪くないと知りつつ、
それでもやっぱり元気に産んであげられなくてごめんねって気持ちは少しあるよね。
一瞬でも心拍を動いてる姿が見られてとても嬉しかった。

ほんの2週間だったけど、
4人家族になった将来を考えて、
不安になったり幸せな気持ちになったり、
かけがえのない時間をありがとう。

私みたいな未熟な親で良ければ、
また会いにきてね。待ってるよ。