15. 君も僕と同じならば

リダが心を込めて歌ってくれているのがわかります。胸に響きました。リダが歌い終わると、ダンス曲の時とは違う、ため息混じりの大きな歓声が沸き起こり、リダがとても嬉しそう。こういう欧米的な反応は、私が参加したリダツアーでは初めてかも。

「今日はダンス曲を歌ってもバラード曲を歌っても反応が良くてすごいですね。すごいです。椅子に座って僕も少し休もうと思います。」

会場「きゃ~~~!!」

リダが座ったら、破れた部分からリダの両膝があらわになって悲鳴が起きたのですが、リダにはそれがわかりません(笑)

「どうして皆さん叫ぶんですか!?」

この時、リダは気付いていないけれど、カメラさんがリダの膝や胸元をとらえて、リダの後ろのモニターにアップで映し出されていました。胸元がアップになったら、シャツの下のポチリがはっきりと・・・もちろん、会場が反応しないわけはなく(笑)

会場「ヒュ~~~~!!」

自分の腰のあたりやヒップの方まで何かあるのかと左右とも確認しつつ、会場のペンの視線の先を探るリダ(笑)

「あーーーっ!!」

リダの無邪気スイッチON。急に大きな声で子供が何かを発見した時みたいに叫んで、これでしょ!わかったぞ!っていう顔で客席を見て、まるでファンからのクイズに正解したかのようなリダが可愛すぎる!右膝を押さえながら笑ってるドキドキ

「あ~、ヨクシ(やっぱり)いくら歌ったりダンスしたりしても破れたズボンには勝てないですね(爆) じゃ、破いて半ズボンになって歌いましょうか?(笑)」

会場「ヒュ~~~~!!」←この会場の乗りが後にリダを苦しめることになります(笑)

いたずらっ子みたいな顔して、ズボンを破るフリをするリダ。無邪気スイッチが止まりません(≧▽≦)

「アンデンダ(ダメ)、バラードを歌うのに半ズボンでは歌えませんよね。いくら暑くても気を引き締めていきましょう。バラードを歌います。もう1時間経っているのをご存知ですか?」

会場「え~~~ダウンダウンダウン

リダの言う感情のない「エー」ではなく、ちゃんと驚きと寂しさが伝わる「エー」でした(笑)

「終わりじゃないから、エーと言わないでください(笑) 最初すごく心配したんです。東京に到着したら雷も雨も降って…あははっ」

話の途中で突然笑うリダ。椅子をずらしたら、ちゃんとピン照明もついてきてくれたのがちょっと面白かったらしい四次元ワールド(笑)

「幸い雨が降らなかったので会場に来るのは大丈夫でした。お願いだから僕のコンサートで雨は降らないでほしいです。 僕は大丈夫だけど、皆さん、雨に濡れたら不快でしょうし、嫌ですよね。それが心配です。でも、皆さんが来る頃は大丈夫でしたよね?」

会場「イェーーー!」

リダに心配してもらって、ほっこりしてたら、いきなりリダが・・・

「ぷるるるるぅぅぅ~~」

よくリハの時などにリダがよくやる唇を震わせるアレです。

会場「きゃ~~~~~ドキドキ

客席から、もう一回の声。

「もう1回?」

リクエストに応えて2~3回やってくれました。そのたびに会場から悲鳴(笑)

「こうやって喉をほぐしているんです。何のために喉をほぐすんでしょう?」

会場(???)

「歌うためにほぐすんです。今日は皆さんのために特別な歌を準備しました。 この歌を皆さんに聴いていただきたくて2日前から考えました。2日前の朝まで、どんなふうにしたら綺麗に聴こえるか、そして皆さんに驚いていただけるか考えました 。」

16. 僕の頭が悪くて

アコースティックギターが奏でる初めて耳にする前奏。それがネモリだとわかると、会場から感動が入り混じった歓声が上がりました。椅子に座って歌うリダ。このテンポで綺麗に歌い上げることが出来るリダの歌唱力。本当に上手くなったな~と、そんなことにも感動しながら聴き入りました。間奏に入ると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。終盤、オールバンド演奏に切り替わり、感動的なアレンジ。ネモリが聴けたのも嬉しいけれど、リダが私達を喜ばせたいと一生懸命に考えてくれたことが何よりも嬉しい(ノ◇≦。)

終わると会場からは、「はぁぁぁ~~~ドキドキドキドキドキドキ」という吐息まじりの声が上がり、それがだんだん大きくなって拍手喝采に。

「どうでしたか?ネモリを皆さんがとても聴きたがっていたので。せっかく歌うのなら、ありきたりの歌にしたくなかっ たんです。何バージョンにしましょうか?アコースティックバージョン?シンプルですね。皆さんがとても喜んでくださったので準備して良かったです。皆さん、ここに来て良かったですね。僕がありがたいと思ったので、皆さんのために歌いました。今日は全てが早く過ぎ去る気がします。アンコールを沢山したいからでしょうか?(笑)」

会場から歓声!!

「僕も好きな歌手のコンサートに行くと、アンコールをものすごく叫ぶんですね。アンコールは僕の基準で3曲なんです。いくら自分が好きなアーティストでもアンコールを6曲も7曲も歌うとちょっと退屈です。 なので、皆さんも同じ気持ちなのかなと思って。」

会場「えーーーっ」

「さっきより声が小さいので同意している方がいるはずです(笑)」

ここで2階席から男性の声が!

男性ファン「アニエヨ!!」

たしかこの時、会場から同意の拍手が起こったと思います。それを聞いてリダ爆笑。そして、何を思ったか破れたところから膝が出るように足を曲げて、その膝を男性の方に向けて日本語で「ありがとうございます」って(笑)

「膝で笑ってもらおうと思います(笑)」

ここでリダが前方のファンの視線に気付き、笑いながら怯えるリダ(笑)

「僕をジロジロ見ないでください!!」

驚いたり、怖いものを見た時に昔からリダがよくやる、あのポーズ。目を見開いて胸に手を当てて後ずさり(笑)そして、ジロジロ見てるファンの真似をして、頭を下げて左右に顔を動かしてリダの体の何かを探す動き。そして(笑)

「さっきから僕を見てるのに僕の顔じゃなくて、明らかにどこか違うところを探すように見てらっしゃるので、チャックが開いているんじゃないかと思ってしまいました。」

リダ、後ろを向いてチャック確認。会場爆笑です(≧▽≦)

「ネモリで感傷的になりませんでしたか?感動が冷める前に破れたズボンを見てどうするんですか!?この雰囲気で次の曲を歌うのは大変です。次の曲は「今でも」なんですが、雰囲気があまりにも不釣合いですね。じゃ、ちょっと悲しい話をしましょうか?短く話すと泣くかもしれませんよ。でも話さないことにします・・・(クシャッと笑って)曲を飛ばしましょうか?」

あれこれ言っいながら笑いのツボに入って困っているのは、じつは私達よりリダの方( ´艸`)

ここでリダが水を取ろうとして屈んだら、テロッとしたシャツから・・・(笑)

会場「きゃーーーっ!!きゃーーーっ!!」

ようやくおかしな空気の理由に気付くリダ(笑)

「はあぁぁぁーっ(ため息)」

まったく、この人達は!!っていう顔がたまらないっ(≧▽≦)

「本当に皆さん、ずっとこの調子だと残っているボタンも全部閉めますよ!!」

この時点でもうリダは込み上げる笑い地獄のスパイラルに・・・(笑)

「目を閉じてください。昔愛してた人がかなりヒドイことを言って皆さんを捨てて去って行ったことを思い出してください。少しは粛然としましたか?怒っていらっしゃる方もいますね。過ぎたことは過ぎたことです・・・(笑)」

どうにも笑いが込み上げてきて、口元がフルフルしてニヤケちゃうリダ(笑)もう一度気持ちを立て直して真面目な顔でマイクを持ち、目を閉じるリダ。

「・・・・・・(にやにや~)ふっあせる

会場大爆笑。私も大爆笑(≧▽≦)

必死で堪えようとするリダを見ながら、昔からツボに嵌まるとダメだったなぁと色々思い出していました。メンバーとミンの悪いところを挙げてた時やミンのズボンのお尻が破れた時、日韓ワールドカップをメンバーと応援してた時も。ラジオにゲスト出演した時もメンバーがいなかったら完全に放送事故でした(笑)本当に心を許してる相手にしか見せないんだろうなぁと思ってたのに、今そんなリダを目の前で見てるなんてドキドキ

「待ってください。僕、笑ってしまってあせるファイティン!」

自分を応援するリダが可愛すぎるぅ(≧▽≦)

「チンチャ!本当に一番悲しく歌いますよ。皆さんも感情を調節してくださいね。ちゃっ!・・・・(爆) あせるあぁ~あせる

会場から「ファイティ~ン!」

「コンサート出来ませんね。どうしましょうか? あせる

GEMINIバンドがイントロを演奏し始めました。リダ、今度こそ?

「(目を閉じて)今でも聴いてください。」

ちゃんと心を込めて、しっとりと歌い上げてくれました。ホッ(;^ω^A

17. 今でも

「笑えることを一切考えませんでした。何を考えたかわかりますか? わからないですよね、僕の頭の中だけで考えてることなんだから、わかるわけありませんよね。世界で一番悲しいことを考えました。現実ではないので真剣に気にしないでくださいね。(日本語)たとえば…最悪な状態になって、ステージに立てなくなって、もう皆さんに会えなくなってしまうことを考えて。 」

会場から不安混じりの「え~~~あせる

「(日本語)たとえば、たとえば!」と言ってファンを安心させるリダ。

「皆さんの前で歌う最後の曲だと思って歌ったら悲しい気持ちになりました。人は極端なことを考えないと笑いを抑えられないことがわかりました(笑)」

この後、子供の頃にリダが笑ってはいけないところで笑ってしまった話を始めて。笑っちゃいけない場所と言えば、じつは私もやらかしてしまったことがあるので、お葬式じゃないかと思ったらビンコ。事故で亡くした友達のお葬式に行った時に、一緒にいた友達がそういう場所でのマナーを全然知らなくて、お香を逆さまにしちゃって、それが子供心に面白くて、泣かなくちゃいけないのに笑ってしまった少年リダ。

「舌を噛んで泣きました(笑)」

子供の時から変わってないんだ…と思ったら、それはそれで可笑しかったんですけど、亡くなったのが友達だというのを聞いちゃってるから、皆笑えなくて。市川の会場が唯一反応出来なかった場面です(笑)あせる

「どうしてこんなに静かになったんですか?子供の時の話です。余計なことを話しました。(日本語)雰囲気チェンジ!次の曲は・・・(爆)あせる

リダ、まだ笑いのツボ地獄から抜け出せず(;^ω^A

「ちょっと待ってください。」

ソヒョンさんと打ち合わせをして、ちょっと神妙な面持ちでステージ中央へ戻るリダ。冷静な表情のソヒョンさん(笑)

「ネ、(日本語)わかりました。ソヒョンさんが準備ができたので歌ってと言ってるので歌います。新曲です。」

段取りや決まり事よりも雰囲気を優先しちゃうリダ。だから、ツアーが楽しくなるんだけど、今回はちょっとストップかけられちゃったかな(笑)

18. Wake me up

19. Stay here

この2曲が情感たっぷりに歌えたのは、ソヒョンさんのおかげ(笑)

メイキング(曲:Let’s Party)

20.  TIMING

2番のところで投げKissドキドキ

恒例のヘイ!ヘイ!のレスポンス練習が始まりました。「イチ!手!」「ニ!手!」って日本語がカワイイドキドキ

この日は、なぜか真ん中ブロックが3番に???指で2を作って2階を指して「4階!」って叫んでるし、もうワケわからず(笑)

ヘイヘイヘイヘイ!→ヘイヘイ!って言わせた後に、いきなりヘイ!って1回になるから、なかなか上手くいかなくて、3回目にやっとビミョーに成功(笑)

「(日本語)難しいですね。We got a…HOT SUN!」

いやいや、難しくしてるのリダだからあせる

21.  HOT SUN

22. B.I.N.G.O

23. Love Like This

物凄い歓声と大きな掛け声!リダがじゃんじゃん踊るので、会場も再びヒートアップ。地鳴りを感じる程の盛り上がり!

24. Let's Party

再び客席へ!リダがキラッキラしてますドキドキ

暑い!と水を飲みながら、またファンのうちわを借りて扇ぐリダ。客席も扇いでくれました(*^^*)

25. HEAT

この日のHEATは、聴こえてくる自分達の歌声に鳥肌が立つ程の一体感でした。リダもとっても嬉しそうで、それが何より嬉しかった(ノ_-。)

「いつ7月の末が来るのかと思っていたのですが早いですね。本当に楽しい時間を過ごしていると思います。最後の公演ではないのですが、まるで皆さんが最後の公演のように遊んでくださっているので。何があっても明日は明日の陽が昇る。日本にもそんな言葉がありますか? 明日は明日で今日は今日。皆さん、汗で濡れてますよね。どうせ家に帰ってシャワーを浴びるのなら、たくさん汗を かいてからシャワーを浴びてください。最後までこの熱気を持って行ってください。」

「(日本語)でも、残念ですけど、チンチャ、 本当に歌がもっとあれば、もっと歌いたいんですが、歌がありません。」

会場から「イッソヨ~(あります)」の声。

「あちらにいる方は韓国語で聞いて日本語で答えています。びっくりします。歌がないです。ネモリも歌ったし。1曲あることはあります (笑)…(日本語)風車。」

リダ、いつから『re:wind』じゃなくて、日本語で『風車』って言うようになったんだっけ。

「最後の歌をお届けする番になりました。もともとこういうことは最後に言おうと思っていたんですが、最後の気持ちなので言います。INNER COREを通じて、 皆さんからもう一度立ち上がる勇気を貰いました。何があっても二度とくじけないという 覚悟をしました。」

皆さんに早くお伝えしたくて、リダのこの言葉だけを先にお伝えしたのですが、正直なところ、ここまで聞いたら涙がぶわ~っと溢れてきちゃって、この続きがかなり曖昧な記憶になっていましたあせる

「これからの人生は皆さんと一緒に一歩ずつ歩いていきます。大切な人生だということを考えながらを生きたいと思います。」

少しの沈黙があった後…

「(日本語)愛してます。」

リダの瞳にきらりと光るものが見えたら、また涙が…あせる

この時、たぶんリダは込み上げるものを我慢していたんじゃないかと思います。語尾が消え入るような声になり、そのせいで私の場所からは『愛してます』なのか『愛してる』なのか判断がつかなくて『愛してます』とお伝えしました。

「(日本語)最後の曲です。風車、聴いてください 。」

26. 風車 re:wind

HEATとはまた違った大合唱。涙目だったリダはもう笑顔です。とても穏やかで優しい笑顔でしたドキドキ

「(日本語)市川の皆さん、今日は来てくれて本当にありがとうございます。INNER COREツアー、最後まで応援お願いします。いい歌をたくさん届けられるように頑張ります。」

アンコールは大きな声で!と、自分の喉を指さしてリクエスト。捌けて行くまで言っていました(笑)

最初は、キム・ヒョンジュン!だけだったコールが次第にジェーミニ!キム・ヒョンジュン!ジェーミニ!キム・ヒョンジュン!に変わっていきました。皆のGEMINIコールに、ドラムがダダダッ!ギターがポロロ~ンと応えてくれていました。感動。

アンコール

27. Good-Bye

「このGood-Byeだけで終わったら寂しいですね。僕たち30秒だけ休んだら、この次しかない気持ちでいきましょう。明日はありません。(日本語)今日だけ。」

28. Nothing on you

29. Do you like that

30. Lucky Guy

エンドロールの映像が変わっていました。リダを支えてくださっているスタッフの皆さんの姿が映し出され、マッキーさんが大きく映し出されると会場からどよめきが。公演後のミーグリでマッキーさんが感慨深げに「いい公演だったね~」とおっしゃっていたそうですね。映像にはリダとスンギョさんが肩を組んでいる姿もありました。

それを見ながら、もうすぐ終わりなんだという寂しさと共に、大きな感謝の気持ちが溢れ出てきました。




リダ、スタッフの皆さん、ここまで本当にありがとう!!大好きです。

リダが帰ってきてくれて、本当に良かった。これからも一緒に歩いていこうねドキドキ