藤井ゆうこです。
更新ノロノロですが、最終出勤日が終わり有休消化の日々が始まりました。
これまでの記事はこちら
前回の記事で、今回退職する会社での職歴を振り返って見ました。
今回は、前職含めた私の16年間の社会人生活について振り返って行こうと思います。
まずは私は、商業高校を卒業してすぐIT業界にSE・プログラマーとして就職しました。
両親の教育方針で大学へ行かせる気はないこと、また私も大学へ行って勉強するよりお金を貰いながら勉強できる会社員がいい!と思って就職を選びました。幸い弓道部に入りたいだけで選んだ商業高校は就職する同級生がほとんどだったので、就職活動も難航することなく、当時見ていた小説の影響でIT業界に飛び込んでしまいました。(もともとパソコンは好きだったのもあり)
ここで働いた4年間は、社会人としての基礎を学びました。右も左も分からないひよっこ新入社員でしたが、3年目から新入社員研修の講師をするほどに成長できました。しかし、やはりIT業界は常に納期との戦い、新しい知識を勉強、残業が当たり前なハードワークだったため、心と身体の調子を崩してしまいました。これから先結婚したいと考えていたので、じゃあこのままでは結婚どころか恋愛すらできない、と思ったのです。
入社したものの、プログラミングが分かっていない私への失望の目。
研修が終わったらひたすら本屋の閉店までIT書籍を読み漁っていた日。
ペーペーの私に回す仕事がなくて、長時間コピーのためだけに待機し続けた日。
毎日朝早く、夜終電で帰った日々。
眠すぎて気づいたらデスクによだれの水たまりが出来ていた18歳の夏。
会社帰りにパソコンスクールに自腹で通って知識を身に付けたいと奮闘する日々。
頑張って勉強しているのに、全く頭に入ってこないアルゴリズム。
女性がほぼいなく年の離れた男性との仕事。
帰れなくて、友人との待ち合わせに4時間も遅れた夜。
朝の通勤時に鳩のフンが髪についたけど、ティッシュで拭って終電まで働いた日。
本当に、いろいろ耐久性を試される日々でした。
ちょうど時期よく、親戚から今の会社を紹介してもらい、残業がないこと、自宅から電車一本で行けることが決めてで転職しようと決めて1ヶ月後には入社が決まりました。本当は少し休みたかったのですが、お金もないし、GWの1週間だけ休んですぐに出社しました。
この会社でのちに12年働くことになるのですが、そのお話しは前回の記事でご紹介した通りです。
さて、このような流れで転職したと思っていたのですが、どうやら当時の私は、親戚、両親ともに色々な方に心配していただき、転職の斡旋までしてくれていたようなのです。確かに、辞める直前には、土日死んだように寝ていましたし、ストレスで20歳過ぎた娘が家で叫び出す始末ですから、周りは心配したんでしょうね
この裏話に私は、気づきもせず、普通に求人を紹介していただいたのだと思っていたのですが、辞めるにあたり、両親が当時親戚にお願いしていたこと、いとこが旦那様の会社にお願いに言ってくれたことなどを今更ながらに知りました。
一人前に仕事をしてきたつもりですが、色々なことを人に支えてもらいながらの会社員生活でした。本当にいくら感謝してもたりません。
これからは、私も、周りの人を幸せにしてあげる存在になって行きたいです。
受けたご恩は、巡り巡って次の人にバトンタッチしていけるように。
幸せが循環するように。
それでは、お読みいただきありがとうございます。