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今日は婆の独り言。
婆には何人か娘のようにかわいがっている子がいる。
そのうちの一人が新しい道に進むと連絡があった。
以前から相談を受けていたから驚きはしなかったが、自分の生きる道を自分で選び進むと聞いて涙腺崩壊寸前の婆。
8年前、彼女は高校を卒業して入社してきた。
卒業までに就職が見つからなくて、幸か不幸か婆の部下となった。
コンビニでのアルバイト経験のみ。
新しい事業所の事務責任者候補。
そりゃもう叱る事ばかり。
後に自分を「ゆとり代表」と言うくらい。
ミスをして「なんでこうなったと思う?」と問えば「わかりません」と即答。
考えることをしてきてないんです。
わからないことを「これは何ですか?」と聞かれ「調べてみ?」と言えば「どうやって調べるんですか?」と即答。
調べることをしてきてないんです。
理解力も読解力もありゃしない。
新しい事業所が出来るまでの間、こっちも必死のパッチです。
まだ10代の無垢な彼女にはキツい仕事やったやろなぁ…
接客も事務も作業員の管理も全部しなあかんかったもんな。
泣かせたこともね。
何度も同じミスをして叱られ…
「泣くんやったら誰もおらんとこで泣け!」
何回言うたかな。
ある日同じようにミスをして叱ると、目にいっぱい涙溜めて「泣いてません!」ってな。
この子は大丈夫って思うた。
婆が退職して独立してからも同業だから相談を受けてきた。
その度に叱り励まし…
そんな子がね。
自分で考え自分の意思で新しい道を選んだ。
仕事をしながら勉強をして、ようやく退職を決意した。
「世間知らずで、ゆとり世代の代表的な人間で、沢山沢山迷惑かけました。
次入ってくる人が私みたいな人だったら嫌だなって思うぐらいです。
厳しく指導していただいて、育ててくださって本当にありがとうございます。
新しい道でぶつかる事もたくさんあると思いますが、乗り越えていけるように頑張ります。
ありがとうございます!
またゆっくり飲みたいです!」
こんなライン送ってきよる。
この子も家庭環境があまり良くなくて。
だからこそ強くなってほしい、頑張ってほしいと願ってた。
まだ嫁にはいかないようやけど、嫁に出す親の気分かな。
ほんまに結婚するって聞いたら…
涙のダム崩壊やな。
酔っ払い婆の独り言でした。