振り返るといつも動物が側に居た。
幼少の頃は両親が共働きの為、預けられていた祖父母の家。
昔からスピッツを多頭飼いしていて、年老いてからは雑種かな？
Victorってメーカーの看板犬で、スピーカーに向かって首を傾げている犬に似たワンコ。
祖父母に隠れて勝手にエサをあげたり、庭で遊んだりしてた。
小学生になった頃は幼馴染の家にいた猫達。
毎日の様に遊びに行っては、幼馴染と遊ぶより猫達と遊んでいた。
その幼馴染の家には雑種のワンコがいたんだけど、引っ越すことになり我が家で引き取った。
自分の家にも拾ってきた猫と縁日で売られていたヒヨコがいて、ヒヨコはどんどん成長してニワトリに…
あ、インコもいたな。
インコも迷子で歩いていたら肩に止まったの。
飼い主さんを探したけど見つからず、また我が家で引き取ることに。
その頃から弟に喘息の症状が出始めて、猫とニワトリとインコは田畑を所有する知人の元へ。
なのに我が父親はまたしても仔犬をもらってきた。
婆と秋田犬の忘れられない出会い。
池釣りをしていた父親が片耳が折れた犬を拾ったようで、近くを聞いて回り飼い主さんを無事見つけた…
そこまでは良かった。
何故片耳が折れているのか？なんて話の流れからつい飼いたい！って思ったんだと。
祖母から聞いていたけど、父親は昔から捨て犬や捨て猫を見つけてはポケットに入れて帰ってきたみたい。
コロコロとして太い脚を見て父親は「クマ」と名付けた。
「こいつクマみたいな脚しとるなぁ〜。」
この一言で名前が決定（笑）
成犬になってからの写真しか残ってないけど、こいつがまた気性が荒いのなんのって
父親が番犬として躾けていたから、不法侵入者には容赦無く吠えるわ噛み付くわ…
何人病院送りにしただろ？
この不法侵入者はバイクの部品を盗む為（実家はバイク屋）に入ってきた不届き者で、日中来店するお客様には見向きもしないの。
慣れた人には尻尾振って遊んでもらっていたけど、クマほどの番犬は見た事ない。
毎日の散歩は婆の役目だったけど、 婆に合わせてゆっくり散歩してくれたな。
家族に甘える時はヘソ天して、もう可愛いのなんのって大人になったら秋田犬を絶対飼うぞ！って思ってた。
高校生になって部活を始めて散歩に行けなくなっても、変わらずヘソ天して迎えてくれた。
クマが虹の橋を渡ってから父親の病気もあり動物を飼う事は無かったけど、父親の死後数年過ぎた頃に今度は母親が迷い犬を拾ってきた。
明らかに迷い犬であろうヨークシャテリア。
この子も飼い主さんを探す為に動物病院に貼り紙をしてもらい、保健所や警察にもお知らせをしておいた。
１ヶ月過ぎ…２ヶ月過ぎ…
もう探しても無理だろうと我が家の一員に。
「散歩行きたい？」と聞くとワンッ！と返事して喜んでついて来て、「お風呂入ろうか？」と聞くとダッシュで布団に潜り込む。
可愛くて賢い子だったよ。
その他にも元彼が現場で目が合った！と連れて帰って来た亀２匹。（その後自然の池に帰した）
以前もブログに書いたけど、職場にいた野良猫達。
そして今我が家にいる武蔵。
ブリーダーから購入した武蔵が１歳過ぎた頃に、秋田犬を保健所から引き取り里親を探しているボランティアさんと知り合い色々話を聞かせてもらった。
恥ずかしながら保護活動をしている団体がこんなにたくさんあるとは知らなかったよ。
その時に聞いたブリーダーやペットショップの裏側を聞いて愕然とした。
売り物にならないのは保健所に連れて行ったり捨てたり…
酷い時には虐待まであるという。
その時一頭の秋田犬を保護されて里親を探していたんだけど、その子も虐待されたらしく尻尾が折れて曲がった状態。
爺に相談して里親になろうと思い連絡をしたけど、先に希望者が数人いてすでに新たな飼い主さんが決まっていた。
当時は専業婆だったから行動出来たけど、今は仕事もあるし大型犬二頭は…
正直厳しい
今婆に出来る事を少しずつでも長く支援していきたいな…と思ってる。
まずはチギチギから
