やっと、映画『国宝』を見に行くことができました。
終わっちゃったら、どうしよう💦と思いながら、
きっと8月中は大丈夫だろうな、と。
朝一は年配の方が多いと、SNSで見たので、
それではと、その日の3回目の上映である昼1で見ることとしました。
いやぁ、平日なのに、人が多い、、、
結構、若いカップルもいて、あとは、女性のソロが多かったですね。
(私が見に行ったところは、朝から夜まで5回上映でした。まだ、お客さんの入りが見込めるってことですね、きっと。)
うん、綺麗でしたね。
若い頃に、玉三郎さんの『鷺娘』を見に行ったことがあるのですが、今でもその時のことは忘れられず、そこは、意外と冷めて見てしまいましたが、
『曽根崎心中』、よかったですね。
よくぞ、俳優さんが、あそこまで、、、と。
そして、本物の歌舞伎で『曽根崎心中』を見てみたくなりました。
映像は、最近の映画の、画面が忙しくてキラキラしたり、効果音が大きかったり、、、ということがなく、話に没入しやすかったですね。
アクション、医療もの、アニメ原作、、、なんかだと、CGや効果音が派手で疲れてしまうんですよね。あえて、サイズダウンで、テレビで見ればいいか、、、みたいな。
でも、今回は映画館で見てよかったなぁと思いました。
3時間の作品でも、次の展開へのつなぎの中で、
あれ?ってことが多々ありました。
映画を見ると原作が読みたくなる、、、とSNSの反応で何度も見ましたが、そうですね、あいだのパズルを埋めたくなるなぁと思いました。
もう少し早ければ、夏休みを利用して本も読めたのに、、、ですね。
上下巻800ページは、ちと しんどい💦
まぁ、だからといって
『二部作にするのはないね』と、見終わったあとに、子どもと話しました。
あ、そう、子どもと行きました。
何となく、それぞれ、ソロで行こうみたいな雰囲気だったんですが、他の用事もあり、
「じゃあ、車1台で一緒に行く?」となり。
でも、発券するところで、
「座席、分かれて座りたいわ。一人で見たい」と、
別々で見ることにしてもらいました。
結果、よかったです。没入しやすかった。
しかし、『国宝』を見て、
昭和という時代は、本当に長かったなぁと思いました。そして、変化の大きな時代だったなと。
また、こういう時代の映画も見たいですね。
昔のドラマでも見ようかな。
あ、そう、寺島しのぶさんを起用されたの、
なんか、よかったです。
あの方や、松たか子さんは、歌舞伎の舞台にご自分が立ちたかった方なんですよね。
でも、女性ゆえに叶わず、、、
そういう おうちの方、そういう悔しい想いを秘めた方が、一人、出演していらっしゃるという点でも、何だか引き締まったという気がしました。
(寺島しのぶさん、今、ご子息のバックアップもされてますしね)